2009年03月19日
広告被害は新聞にも
広告嫌いも、紙・誌上では別物と思っていました。
TVなどの、プログラムを寸断して押し入ってくるあざといCMのように、リアルタイムの視聴についてはカットしようのない苦痛な時間と違って、紙・誌面では読み飛ばすことができるからです。
ところが、読み飛ばすだけでは解決しない問題が出てきました。
我が家では、新聞がばらばらにならないため、食堂などでよくやってあるように、ホチキスで留めてから読むようにしていますが、近頃は、ただ単に広告の増大のみに起因する、あまりの新聞紙面の厚みにより、家庭用の「№10-1M」の針では効かなくなってきつつあるんです。
3/19西日本新聞の夕刊では、全14面のうちなんと全面広告が6面です。
この例のように一般記事の中に進入した、レイアウトを繕うだけのような無神経のCMも、TV・CMと同じ大きな顔をして割り込んでいます。
ホッチキスの留りが悪い朝刊は、数えるのも面倒で調べていませんが。
昔、「広告があって、購買がすすみ、したがって大量生産により安い価格が実現する」などといったエセ情報に踊らされたものです。
今は、化粧品からマイホームまで、多額の広告費を上乗せされたブランド品に占領されてしまっています。