2008年11月15日

大相撲と落語・八百長

ホリイのずんずん調査週刊文春・先週号(2008.11.13)の「ホリイのずんずん調査“落語で聞く相撲の原点”」の中に、


大相撲と歌舞伎と落語は、似たような歴史を持っている。


歌舞伎を見て、女だと思ったら男が演じていた、騙された、と訴える人はいない。


落語内容を事実だと思ってたら違った、と訴える人もいない。


大相撲を、自分が勝つことだけを考えた個人的格闘技だと信じていたのに違っていた、と訴える人も、これもいません。



という記述がありました。


このうち、歌舞伎・落語に関する部分は、双方にあまり詳しくない人でもなんとなくその通りだと思うでしょう。


ただ、大相撲に関してはスンナリとこの論に納得できるでしょうか?


確かに、「ホリイのずんずん調査“落語で聞く相撲の原点”」前半、講談調の“情け”相撲の話を踏み台にすると、10/30欄に書きましたような、八百長の全面否定を否定する考え方に理解を示したくもなります。


ただ、相撲は(他のスポーツと同じように)、勝ち負けを競っていますから、歌舞伎・落語と違って子供の心から“矛盾”を取り去ることはとても難しいと思います。


さらに子供といえば、座布団投げを例にとって見ますと、教育上からも当然禁止すべきものなのに、どこか、誰かが単純にこの行為を禁ずることを阻む機運もあります。


大相撲を100%スポーツと見るのか、“演”も“芸”も加味されたものとして見るのか、後者とするならば、子供への説明はとても難しいものとなるでしょう。


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Posted by 微笑みの貴公子 at 23:15│Comments(0)暮らし
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