2010年01月14日
分かりにくい書き方、イライラ

日本相撲協会理事選に貴乃花が一門を離れて立候補するという記事です。
西日本新聞2010.1.9
野次馬根性では、果たして貴乃花が理事当選するのか、というのが最大の関心の的となります。
記事には、現在の理事名その他が「一門別勢力図」として図解してあり、分かりやすくそれぞれの「理事枠保有数」「部屋数」「親方数」が記されています。
その下には、109名の投票者が10名を選ぶ場合、10票を得ると当確だという、算数?数学?で習った覚えのあるような「解答」とともに、票の行方が続けて解説されています。
出羽海:29票、立浪:19・・・。
ここで出羽海29という数字と、上の図解の出羽海欄「親方数」とが一致しません。
それはそうでしょう、投票者=評議員は親方・行司代表・現役力士代表からなることはちゃんと記事中に記されているように、図解の親方数とは違うわけですから。
でも、ここで考えている当落は各部屋の親方数などどうでもいい?ことで、評議員の勢力図が欲しいわけでしょう。
親方数がどうしても必要であるならば、評議員数と併記すればすむことです。
票数に関する部分はあくまでも予想であるため、数の確定している親方数と違って図解に挙げにくい、ということでこのような体裁になったとも思われますが、色々忖度して読まなければならない記事は悩ましい限りです。





