2009年09月19日
ライトアップ二題

安易な計画を問題視され実施前に頓挫した企画と、実施後好評のうちに成果を挙げている(らしい)二つのライトアップ。
長崎県は、国の緊急経済対策費を分捕り、県内主要12橋のライトアップ作戦を考えていたようです。
西日本新聞2009.9.18
上はライトアップされた女神大橋ヴィーナスウイングですが、とてもきれいです。
(何日か前に、新聞の写真製版技術の進歩を称えたばかりですが、夜景に関してはなかなか納得できる色彩にはならないようです)
長崎県では、総額10億円(県負担3億円)をかけて「景観向上における観光客増加」を意図に、県内主要12橋のライトアップを計画していたそうですが、「費用対効果が見込めない」などの批判により事業内容を変更することになったそうです。
同じ“ライトアップ”ではあるものの、橋自体ではなく、橋の道路灯の整備などに充てることになるようです。
「財政モラルが欠如」とのコメントのとおりという気がします。

それに対してこちらは伊藤伝右衛門邸の夜間公開・ライトアップです。
西日本新聞2009.9.18
予算規模からして雲泥の差がありますが、観光客ばかりではなく、地元にとっても親しみのある、可愛いライトアップに思えます。





