2010年02月28日
まだメダルは残っていました

バンクーバーの日本の戦いはもう終った(も同然)ときのう書きましたが、まだ終っていませんでした。
今大会で最も金に近づいたレースが残っていました、スピードスケート・チームパシュート女子で超僅差の“銀”です。
ドイツの追込みを警戒して前半のリードが必須と言う解説者の言葉通り日本は、全6周のうちあと2周で1.7秒差までリードを広げました。
そこからあと1周で1.1秒差、あと半周で0.7秒差とぐんぐん詰められ、フィニッシュではとうとう0.02秒のビハインドとなってゴール。
それにしても、ドイツのラストが強いのか、日本のそこが弱いのか、本当に切歯扼腕(なんて古い言葉が出てきます)しながら見た銀メダルでした。
W杯ランキング1位・2位のカナダ・ロシアがともに1回戦で敗れるという幸運?にも恵まれたランキング3位の日本が、準決勝を戦う4チームに残ったのは、順当な結果ともいえるものでした。
でも、ドイツはランキング4位ということですから、勝ってもよかったという欲も出ます。
日本女子は、前回トリノで4位、それも3位決定戦で途中リードしながら転倒があっての敗戦という結果だったんですから、ある意味金に最短の競技だったのかもしれません。
残念ながら私、スピードスケートに関してはあまり詳しくなく、この種目がどの程度期待されていたのかはよく分かりませんが、高橋(フィギュアスケート )・浅田・上村などの騒がれように較べると、はるかに下だったと思います。
本当に地味な快挙で、まさに“いぶし銀”さながらでした。
3人のメダルをかけられた高木





2010年02月27日
カラーリング金メダル

予想通り金メダルなしに終った(もう終ったでしょう?)バンクーバーオリンピックで、とうとう日本は番外金メダルを取りました。
日本女子2人乗りボブスレー、肝心の順位は予想に違わず実力どおり?の16位と振るわなかったようですが、他チームではほぼ単色でシンプルに塗装される“そり”に、着物姿の女性を描いた派手ないでたちで登場し、注目の的となっているようです。
西日本新聞2010.2.26
日本では一部で盛上っている、アニメキャラクターを描き込んだ(ステッカーや塗装で)車を“痛車(イタシャ)”といっていますが、まさにこの雰囲気です。
この痛車は、国内レース界にも浸透してきているようですので、ボブスレーの“そり”も、そのうち派手なカラーリングの“車体”になるかもしれませんね。
リュージュなどと違って、“そり”というよりまさに“車体”と呼ぶにふさわしい形状である証拠に、イタリアチームのそれはフェラーリの協力の下作成されたものだったそうですが、男子2人乗りでは、必要最低重量をクリアできずに失格となったそうです。
そり競技は、日本も重量オーバー、認定証?のステッカー不添付などのチョンボをしていますが、選手が力を出す以前にオリンピックが終ってしまうのはさぞ情けないことでしょう。
幸か不幸か、昨日コメントしたとおり女子フィギュアは、ヨナに期待のミスが出ず実力どおりの順位となりました。
ここにきてまた一層ヨナ・浅田間の格差は確実に広がった気がします。






2010年02月26日
可愛すぎるミュアちゃん

バンクーバーオリンピック、前半戦注目の的カーリングで“可愛すぎるミュアちゃん”としてWEBで大盛り上がりの、英国スキップ・ミュアヘッドがとうとう一般紙にも取り上げられてしまいました。
西日本新聞2010.2.25夕
第9エンド、目黒のとんでもないショットに粉砕され日本にコンシード、敗戦を余儀なくされたイギリスでしたが、感情を表に出さないカーリング特有の対戦中の表情には、WEB上の静止画像にはなかなかないチャーミングな心の動きも見えていましたよ。
アルペン女子選手が白雪の中、スキーウェアーに包まれているがゆえに美人に見えるのとは違い、レフ板のない透明な氷上で、男の子が盛上るのも理解できる可愛さでした。
直接対決では日本に敗れたものの、結局最終順位では日本より上に行きましたね。
さて今日は日本のメディアが煽りに煽った女子フィギアがしばらくすると始まり、浅田に金メダルの期待と書き立てられています。
だけどこの期待は冷静に考えると、ヨナの“ミス待ち”でしかないんですよね。
4.72点差をつけられたSPの結果をみてみると、採点中浅田は、技術点では(ジャンプを3項目に分けた)6項目中、1項目でしかヨナを上回らず、同点さえ2項目、演技点は5項目すべて下位という結果です。
しかも、時事通信にも書かれていた「(SPで金は浅田に対し)点差の大半は技の成否ではなく、出来栄えの評価でつけた」を読むと、両者がミスなく滑ればヨナの優位は明らかです。
誰も言い出せませんが、浅田に金メダルを期待する者はヨナのミス待ちなんじゃないでしょうか。
ところで、今日のカテゴリー、“スポーツ”でよかったんでしょうか。






タグ :イヴ・ミュアヘッド
2010年02月25日
よりかかるな! 危険!!

安心して体を預けることもあり、身を守ってくれるはずのガードパイプが思いがけなく外れて、びっくりしたでは済まない事故の報告です。
西日本新聞2010.2.23
それにしても、転落した高さがせいぜい身の丈、1.75メートルとありますから、よほど打ち所が悪かったんでしょう。
足を踏み外した形の転落ではなかったので、信頼を裏切られた驚きの中でコンクリート護岸へ頭から激突していったんでしょう、「首の骨などを折り・・・」とあります。
それも、事故が12/13で、死亡が12/29とありますから、きっと意識不明の重態のまま2週間あまりを過ごした後、亡くなったのではないかと思われます。
新しい年を迎える餅つきの途中にこのような事故に遭い、そして新年を迎えることなく直前に亡くなったわけです。
水平に渡されたガードパイプを支柱に固定しているピンがなくなっていたため、パイプが横にずれ、支柱から外れたもののようです。
さらに、この事故の起きた熊本市では、別に62ヶ所もでこのピンが抜かれていたことが分かったそうです。
(補修や撤去の際の作業のため、と思いますが)ピンを抜くには、支柱上部の蓋を取らねばならず、この蓋は鋲止めされていたとあります。
このことは、「ピンがなくなっている」という事故が人為的なものであることを示していると思います。
これほどの事故を想定してやったことかどうかは分かりませんが、どういう気持ちでこのようなイタズラ?をするんでしょう。






2010年02月24日
買物帰りはピッカピカ

買い物中に洗車をしてもらう、というのはグッドアイディアかもしれませんね。
西日本新聞2010.2.23夕
そういえば私の車もしばらく洗車はしてなく、少し前の天候不順・雨天の繰り返しで、汚れが浮かび上がったままです。
自宅に床が土間の駐車・洗車スペースがあるとはいうものの、寒い時期の自前の洗車はさすがにこたえますものね。
JAFの出動みたいにショッピングモールなどへの出前サービス、スキマ産業ですが、記事によるとアメリカでも実際に行われているということも初めて知りました。
営業廻りなどの男性に訊くと、「女は買い物に時間が掛かるからなぁ」という声が聞こえてきそうですが。






2010年02月23日
バンクーバー、カーリング

カーリング、イギリス戦はVTRを何度も見るほど上機嫌でしたが、負けが混んでくると素直にチャンネルを合わせにくくなっています。
予選通過は、
カナダ・スウェーデン・中国の3強にあと1国どこが入るかというところでスイスに敗れてしまいました。
イギリスに大勝、ロシアに大逆転勝ちの後もこの戦いに象徴される、序盤に勢いに乗れない試合運びから、英・露2国に運を使い果たしたかのようにずるずるとやられ続けています。
WEBからチームの投球成功率というのをピックアップしてみました。
成功率というのは、このようなものなんだそうですが、チーム青森のものを整理したのがこの表です。
これをみますと、父親譲りのカーリングDNAナンバーワン近江谷は言うに及ばず、スキップ・目黒の不調(波が大きい)も大変痛いところです。
とくに2戦目、対カナダでの精度の悪さが、勝てるかもしれなかったこの試合を落としたため、本当の波に乗れなかったという気がします。
成功率の悪い近江谷についてはある場面でアナウンサーが、「戦略面でスキップ・目黒の相談役として出場は外せない」と言っていましたので、なかなか難しいですね。
他チームの成功率は詳しくチェックしていませんが、スイスの今日対日本戦は表のとおりで、全員格段に日本を上回っており、とくにスキップの成功率・94%は素晴らしい。
成功率がどのくらいであればOKと言えるのかの基準さえ知らない私が云々するのもなんですが、今日のスイスは上出来、日本は運も悪かったということじゃないでしょうか。
成功率が最高だったイギリス戦と僅かの差で高率を保ちながら敗れたドイツ戦ではトータルの成功率は日本がドイツを僅差で上回っています。
この試合、両チームともミスが少なく、先攻・後攻それぞれのエンドでカーリングの典型的な得点経過をたどっています。
その中で、唯一第3エンドでスチール(テニスのサービスブレイクより難しそうです)された1点が響き、その1点を最終エンドで挽回できずに涙を呑んでいますから、この試合も今となっては予選通過(できなかった場合)の大きな山場だったということになりそうです。
ともかく自力での予選突破はなくなったので、他チームの星のつぶし合いを期待して待ち、さらには決定戦に向け気合を入れなおすという状況になりました。






2010年02月22日
商標登録

イミテーション天国、中国でまたまた怪しげな商標登録申請のニュースです。
西日本新聞2010.2.20夕
テーマパーク、キャラクターグッズなどなど何でもありの中国で、人気・品薄焼酎ブランドがターゲットにされたようです。
中国、いよいよ訳分からない国だなと記事を読んでみますと、なんと、中国向けの非難は筋違いであることが分かり、矛先の向きを変えなければならないのかもしれません。
というのも、この商標登録、申請者が福岡県・大牟田市の有限会社だそうで、どうも仕掛け人は日本人かも分かりません。
先に、板垣退助だったかの、これまたあやふやですが、日本酒の商標登録申請が日本で認められなかったという記憶があります。
このあたりから、日本での許可は無理との判断から国内での申請を諦めた?。
そこで、袖の下効果絶大、規制ユルユル感の中国に目をつけ、イミテーションの逆輸入でも企てていたんでしょうか。
それにしても申請時期は2007年11月とか。
登録申請に対する許可・不許可判断でこんな長い時間を要するんでしょうか。
それと記事最後に、「・・・無断で登録申請され問題になったことがある」とありますが、登録申請って申請前誰かにことわってしなければならないものなんでしょうか。
※この新聞記事、文の途中に変な“囲み”が挿入されていますが、どうして文を割らずにレイアウトできないんでしょうか。






タグ :商標登録
2010年02月21日
早とちりしてしまいました。

昼間TVなどではバンクーバーを見なかった昨日、夕刊にやや控えめに踊る、「葛西1位、伊東2位・ラージヒルジャンプ予選」の文字を見て驚きました。
西日本新聞2010.2.20夕
予選とはいうものの、このところずっと世界に通用しなかった日本のジャンプ陣が揃って距離を伸ばしている様子が予想外だったからです。
数日前のノーマルヒルでの成績も惨たるものだったのに、技術系ではないラージヒルになって俄かに調子を上げたのはどういうことなんだろうと早速記事を読み進み、「なぁーんだ、そうか」。
実はノーマルヒルのほうもTVでも見なかったし、新聞その他のメディアでもチェックしていませんでしたので、予選・本戦の戦い方も同じ方式だったのかもしれませんが、シードされた10人は予選を免除されていることが書き添えられていました。
ということは、ランキングの差がそのまま出るわけではないにしても、予選のトップはシード順からいけば11位に相当するとも言えるわけです。
最初に記事が目についたときから一気にテンションが下がってしまいました。
葛西・伊東がどうのというんじゃなく、あくまでも自分の早とちりで勝手にテンションを下げたわけです。
一方、対カナダ・中国と連敗中のカーリングでは、不調だった目黒が英国戦最終投で、ベストショットを決め英国に勝利したのは間違いのないグッドニュースでした。






2010年02月20日
黒澤明記念館

今までに集めた寄付金3.88億円の大半を、仮施設・サテライトスタジオの維持管理、記念館建設のための事業費等に消費し、流動資産としては約140万円を残すのみ、という上の決算報告書内容の確認と、それ以前に説明してきた「寄付金は凍結・保管している」という虚偽発言を、「本当のことを言うと、市その他からの支援が打ち切られる」ためとの釈明です。
西日本新聞2010.2.20
記念館として、伊万里の必然性について今まで私は知らずにいましたが、WEB で見てみますと下のようなことが書いてあります。
第27作「乱」のロケで訪れた名護屋城跡で黒澤明本人が、記念館を作るなら都会の雑踏の中ではなく、豊かな自然の中がいいと言ったことから、伊万里の現在地に企画された。
※WEBには、記念館仮施設・サテライトスタジオPRのページと、近頃騒がしくなった寄付金流用に関するニュースとが入り混じっています。
よく言えば、故人の遺志を慮り「志は高く」ということでしょうが、実際にやっていることは高利で釣って出資金を集める、よくある詐欺商法となんら変わることがないといわれてもしょうがない酷さです。
新聞記事にもあるとおり、著名人の名前を騙るなど、まさに同じ手口ですね。
財団側は、あくまで記念館建設実現を目指すと言っているようですが、この期におよんで中止を言い出すわけにもいかず、単なる強弁に過ぎないものでしょう。
財団理事長・黒澤久雄もただの、よくある著名人の不肖の息子という位置づけなんでしょうか。






タグ :黒澤明記念館
2010年02月19日
国母メダル取れず

服装と、その謝罪会見での態度で一部(大部?)からバッシングを受け、競技そのものの成績で見返し、免罪符たり得るかが注目されていた国母の結果は8位に終わり、本人の目論見どおりにはならなかったようです。
西日本新聞2010.2.18夕
私はスノーボードなど全く詳しくありませんが、WEBでちらちら見てみますと、五輪の位置づけは必ずしも頂点ではなく、むしろアメリカ国内での争いが最もレベルが高く、五輪はその下にあるようです。
国母が2勝したというワールドカップの位置づけは、アメリカのトップが参加しないためさらに下にランクされると書かれていましたので、アメリカのトップ・ホワイトの優勝は確実に予想されたもので、国母の結果も順当なものだったようです。
でも、メディアをはじめ大半のものはこの結果に大いに安堵しているんじゃないでしょうか。
まかり間違って金メダルでも取っていたら、手のひら返した報道をするつもりだったんでしょうか。
国母もポリシーから、強化費を辞退していることもあったようですから、国費を受けることになるオリンピックも自分から辞退すべきだったのかもしれませんね。
そうすれば自分の姿勢もぶれず、他人にとやかく言われることもなかったでしょうし。
ただ一つ国母にとって良い方に作用したことは、本人が騒動の後、「メダルを取って見返してやる」といった言動を少なくともメディアに捕らえられなかったことが上げられます。
そのため、8位(それでも入賞ですが)という結果に終っても、「ざまぁみろ」的な追い討ちをかけられずに済み、この記事のようなやや同情的な書かれ方もしています。






2010年02月18日
世の中実に世知辛いです

「盗人にも三分の理」もなにもあったものではない、困った盗難が出てきたものです。
西日本新聞2010.2.18
昨年の9/9に同じタイトルで、“連結送水管(siamese connection)・蓋”の盗難について書きましたが、今回は水田への給水を行う“蛇口”の盗難が起きているそうです。
“連結送水管・蓋”のほうは記事によりますと、1個は500グラムで、銅の時価に直すと100円とあり、そんな安価なものを盗んで間尺に合うのか今もって不思議です。
今回の“給水蛇口”は真鍮製で1個1万円とありますから、盗品1個につき100倍の価値があるわけで割のいい代物ということでしょうか。
もっとも、これが真鍮地金としての値段か、製品としてのそれなのかは知識のない私としては判断できません。
仮に製品としての価格が1万円としても、正規のルートを通っていない盗品がそのままの形で、通常の取引ができるのかどうか私には判断できない世界ですが。
これらより前から、電線・ケーブルなどの盗難は色々報じられていましたから、確たる闇ルートが存在するんでしょうね。
街中にある送水管蓋でさえ盗まれるんですから、人気の少ない水田の給水蛇口、盗難予防の監視といっても大変そうです。






タグ :サイアミーズコネクション
2010年02月17日
昔ゼッケン、今?
バンクーバーオリンピックのニュース盛りだくさんの今日この頃ですが、NHKの放送で「ビブナンバー」を始めて正しく理解しました。
昔「ゼッケン(decken)」といっていた、ランナーなどが胸・背中につけるナンバーの呼び名が、「ビブ(bib)ナンバー」にかわって久しいのですが、私ずっと「リブ(rib)ナンバー」とばかり思っていたんです。

骨付きバラ肉、とくに肋骨まわりの骨付きのバラ肉をスペアリブといっておいしく食べますから、てっきり「リブナンバー」・胸につけるゼッケンのことだと思い込んでいたんです。
それが「リブ」じゃなく「ビブ(bib=よだれかけ)」のことだったとは。

こんな思い違いをしていたのは私一人でしょうか、これまで他人に開陳したことはなかったので、恥をかかないで済みましたが、こんどはまだ知らなそうな人にひけらかしたくなりました。




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昔「ゼッケン(decken)」といっていた、ランナーなどが胸・背中につけるナンバーの呼び名が、「ビブ(bib)ナンバー」にかわって久しいのですが、私ずっと「リブ(rib)ナンバー」とばかり思っていたんです。

骨付きバラ肉、とくに肋骨まわりの骨付きのバラ肉をスペアリブといっておいしく食べますから、てっきり「リブナンバー」・胸につけるゼッケンのことだと思い込んでいたんです。
それが「リブ」じゃなく「ビブ(bib=よだれかけ)」のことだったとは。

こんな思い違いをしていたのは私一人でしょうか、これまで他人に開陳したことはなかったので、恥をかかないで済みましたが、こんどはまだ知らなそうな人にひけらかしたくなりました。





2010年02月16日
空撮

米中枢テロでワールドトレードセンターが破壊された直後の空撮画像が公開されていました。
西日本新聞2010.2.12
ニューヨーク市警のヘリが上空から撮影したものだそうですが、さながら爆弾投下により崩壊している目標を機上から眺めた画のようです。
公開された12枚は、WEB産経ニュースでも大判で見ることができます(ただ、12枚といいながら9枚しか紹介されていないのはどういうわけなんでしょうか)。
この事件の10日前、日本・新宿では44人が焼死するという風俗店ビル火災が発生していました。
14日東京でのある会合に出席を予定していた私は、昔徘徊したことがあるこのコマ劇場近くの現場を野次馬根性から見に行ってみようと計画していました。
ところが、大惨事だったこの明星56ビル火災もどこかへ吹き飛んでしまうようなワールドトレードセンタービルという、桁違いのスケール感でテロが起こってしまったんでした。
それでも予定通り新宿の現場には立ちましたが、一緒に行った友人とも、此処よりもあちらの話題の方がはるかに多かったことを憶えています。
明星56ビル火災






2010年02月15日
スポーツ放映盛りだくさん

延岡西日本マラソン・唐津10マイルロードレース、2本立ての昨日、下重正樹(コニカミノルタ)・足立知弥(旭化成)がそれぞれ勝利しました。
エピソード的には、
延岡優勝の下重は、昨年の前田和之に続きコニカミノルタ勢の2連勝。
唐津は勝負がトラックまで持ち越され、スパート合戦で勝利した足立は、昨年のニューイヤー駅伝アンカーで富士通・日清食品グループと並走を続け、ラストのスプリント合戦で敗れていますから、相手は違いながらも本人は悪夢から抜け出した感があるかもしれません。
ただし、このコース(10マイルの日本記録でもある)新宅雅也(エスビー食品)の45.40に大きく遅れをとる、47分01秒でした。
TV中継が行われた延岡は、宮崎観光案内と見紛うばかりのコマーシャルてんこ盛りで、途中でパスに切替えました。
実質的にも偉大なるローカルマラソン出しかなかったイヴェントでしたが、放映もそれに輪をかけた内容でスポーツではありませんでした。
冬季五輪も始まり、サッカー・ラグビーと様々なスポーツが放映されましたが、五輪・女子アイスホッケー・カナダチームの動きは素晴らしく(相手スロバキアとの実力さもあり)これぞスポーツの感がありました。
サッカーもこのくらい点が入ると私にとっては面白いんですが。





2010年02月14日
陸上長距離シーズンも終わりでしょうか

今日は地元で“第50回唐津10マイルロードレース”が、0時15分スタートで行われます。
WEBで「唐津10マイルロードレース」を検索しますと、唐津市のホームページとして、第49回つまり昨年あるいは48回・一昨年のものなどが依然としてネット上に存在しています。
過去のものはあればあったで、結果・記録が掲載されていれば興味深いのですが、それは一切なく、開催要領などの明らかにアップ時から手付かずのままの状態になっているのは、個人のブログなどならともかく唐津市公式のホームページらしいので感心しません。
この唐津10マイルは今年が50回の記念レースだというのに、有力選手がエントリーしていないためか、ニュースはごく少量しか報道されていないようです。
もっとも、地元勢でいうと、昨秋の九州一周駅伝・実業団予選・本選・福岡国際マラソン・朝日駅伝・別府大分マラソンと立て続けのレースに有力選手を取られ、2軍・3軍選手の出場に偏るのもやむをえないところでしょうか。






2010年02月13日
地下鉄七隈線延伸

(このルート図、何度見たことでしょう)
福岡地下鉄・七隈線の延伸については以前から4ルート、案が出されていましたが、新案として最後に提示された“キャナルルート”が正式採用されたようです。
西日本新聞2010.2.12夕
紙面にもあるとおり、450億円という初期投資事業費が頭の痛いところでしょう。
もともと利用者数が当初予測の半分にしか達していない、スタートから躓いている七隈線のことだけに、延伸で予測されている採算ベースにも唾を眉に付けなければならないという思いが残ります。
ところで、記事中にもあります“山積”、正しい読みは「さんせき」で、決して「やまづみ」ではないはずなんですが、近頃では辞書にもその読みも書かれてあり、そう読まれ、アナウンスされるのを耳にすることもあります。
“一段落(いちだんらく)”を「ひとだんらく」、“大舞台(おおぶたい)”を「だいぶたい」もちょくちょく聞くようですね。






2010年02月12日
アメフトシーズンが終りました。

アメフットも2/8のスーパーボールで今季は終ってしまいました。
ご存知のとおり、NFCのセインツがAFCのコルツを破って制覇したわけですが、本拠地ニューオーリンズでの凱旋パレードの様子が報じられています。
2005年8月ハリケーン・カトリーナの被害から復興した地元の、美談的に彩られたスーパーボールの勝利でした。
西日本新聞2010.2.9
コルツはにとっては、試合前から不安視されていた、フリーニーの故障がやはり一番の敗因だったように思われます。
2ndクオーターまで、解説者・アナをして「本当に怪我しているの?」と言わしめるほどの働きをしていたフリーニーが、3rdクオーター以後急速に走れなくなり、プレッシャーの掛からなくなったセインツQB・ブリーズが次々と的確なパスを通すようになりました。
最終盤になり、名手マニングの被パスインターセプトにしても、相手ブリーズの好パス連発を見せ付けられて生じた“焦り”に起因するもののような気がします。
何といっても、これでしばらくアメフット中継が見られなくなると思うと、寒さ嫌いの私が仕方なくまた冬季到来を心待ちにしなければならないという皮肉な状況が繰り返されることになります。






2010年02月11日
もう梅雨?

昨日は京都まで新幹線で出かけました。
暖かいなとは思いながら、ゆっくりと周りに気を配る時間の余裕もなくあわただしく列車に飛び込みましたので、博多の町がこのような濃霧につつまれていたとは、帰福して夕刊で知りました。
少しだけ迷った飛行機・新幹線、やはり新幹線にしておいてよかったと今になっても思っています。
それでなくとも飛行機は怖がりの私のこと、離陸前の機上からこの視界のなさを目の当たりにしてはさぞ恐怖心を募らせたことだろうと、想像するだけでぞっとします。






2010年02月10日
高速道路無料化?

皆がこれほど嫌だ嫌だと言っている「高速道路無料化」について、政府は社会実験として試行する九州の路線をこのように決定したと発表されていました。
西日本新聞2010.2.3
関連地区の皆さんには失礼ながら、こんな箇所のみのデータで社会実験といえるのかどうか、甚だ疑問だと思えるような区間のみの設定で、随分と腰の引けた決定です。
公約の辻褄あわせで、おっかなびっくり渋滞の出そうな箇所を思いっきり省いた、“逃げ”の路線決定としかいえませんね。






2010年02月09日
朝青龍 IN ハワイ

温情というよりはおためごかしに、“解雇”には出ない退職金・特別功労金のことなどもちらつかせ、“引退”の形をとらせた朝青龍に対し、ここにきてその支払額にも何らかのペナルティを課そうという動きが出ているとか。
不祥事を起こし続けていた過去には、へっぴり腰のおっかなびっくりで、世間を納得させえない処分しか下せなかった協会・親方衆のこの変わりようはどうでしょう。
これも、横綱審議委員会が幸いにも引退勧告を発してくれ、それを金科玉条として、一気に朝青龍を寄りきれたわけです。
また、朝青龍が早速ハワイに遊びに行ったことで、後ろ足で砂をかける、世話になった協会・谷町贔屓衆などへの“礼”が先だろう、などといった論が飛び交っています。
もともとこういった“礼”のない朝青龍にこれを求めても詮無いことです。
いい意味、気持ちで動く人間が、お世話になった(積もり)だった人々から“引退”を突きつけられたんですから、昨日の今日挨拶に行くなど、貴乃花じゃないんだからできるはずありません。
また、やはり高砂親方の躾はよほどなってなかったんでしょう、部屋付の大山親方でさえ、はっきりと「指導が悪かった」と言っているんですから。
今となっては、(悪い意味の“いまどきの若いもの”である)朝青龍が親方を逆恨みしてそうな気持ちも分かるじゃありませんか。
といって、うわさされている貴乃花を上回る特別功労金には素直に納得できないことは確かですが。




