2010年02月18日
世の中実に世知辛いです

「盗人にも三分の理」もなにもあったものではない、困った盗難が出てきたものです。
西日本新聞2010.2.18
昨年の9/9に同じタイトルで、“連結送水管(siamese connection)・蓋”の盗難について書きましたが、今回は水田への給水を行う“蛇口”の盗難が起きているそうです。
“連結送水管・蓋”のほうは記事によりますと、1個は500グラムで、銅の時価に直すと100円とあり、そんな安価なものを盗んで間尺に合うのか今もって不思議です。
今回の“給水蛇口”は真鍮製で1個1万円とありますから、盗品1個につき100倍の価値があるわけで割のいい代物ということでしょうか。
もっとも、これが真鍮地金としての値段か、製品としてのそれなのかは知識のない私としては判断できません。
仮に製品としての価格が1万円としても、正規のルートを通っていない盗品がそのままの形で、通常の取引ができるのかどうか私には判断できない世界ですが。
これらより前から、電線・ケーブルなどの盗難は色々報じられていましたから、確たる闇ルートが存在するんでしょうね。
街中にある送水管蓋でさえ盗まれるんですから、人気の少ない水田の給水蛇口、盗難予防の監視といっても大変そうです。






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