2009年12月14日
今年の漢字

今年の初め、多額の利益とその私物化問題で大きく揺れた日本漢字能力検定協会が、例年通り“今年の漢字”を発表しました。
西日本新聞2009.12.12
問題があったにも拘らず、あるいはこの話題のおかげでいっそうの関心を集めたためか、応募総数は過去最高最高だった昨年を4割以上上回ったそうです。
その中で最多数を占めたものが、「新」。
「新」は、8.7%(14,093通)を集め、2位の「薬」、6.3%(10,184通)とともに3位以下を引き離していたようです。
「薬」も確かに「うーん」とうならざるを得ない今年の情勢でした。
でもこの「薬」、インフルエンザワクチンなどの、“毒にも薬にも・・・”の意味合いの「薬」も確かにそうでしょうが、むしろ、「ヤク」「シャブ」など良からぬスラングイメージが先にたっての票となったような気がしますね。
こう並べてみると、イメージからして断然「新」に軍配が上がります。
この良イメージを来年に繋げていきたいものです。





