2010年01月19日
リニア中央新幹線

山梨の実験線で、有人走行・時速581km/hの世界差高速を記録したリニアモーターカーにより、東京-大阪間を67分で結ぶ計画です。
西日本新聞2010.1.18
東京大阪間の開通に間に合ったとしても、大阪福岡間も実現するのか、実現しても開通には間に合わないでしょう私は、大阪で新幹線を乗り換えて東京にいくんだろうかなど、想像をたくましくしています。
ですが、やや“鉄子”である私としては、車窓の楽しみを始め車中飲食などで過ごす時間の少なさは物足りない気もします。
まだまだ先のことですが。






2010年01月18日
寒から暑へ

常夏のグァムへ

子供の結婚式で出かけました。
折からのテロ警戒のため、異国人によるイミグレーションは気分悪くさせられます。
それら手続関係の余裕時間確保のためか、ツアー集合時間が出発2時間前などとやたら空白時間の長さが退屈です。





2010年01月17日
第28回全国都道府県対抗女子駅伝

第28回全国都道府県対抗女子駅伝(42.195km・9区間)が行われ、京都の対抗として優勝候補だった岡山が初優勝しました。
6連覇を目指した京都は、大学女子駅伝の2雄、立命館・仏教大を中心として臨みましたが、佛大・西原、立教・小島は力を見せたものの、実業団・高校・中学のパートが力不足で、千葉にも遅れをとる3位に沈みました。
昨年のスーパー中学生・久馬姉妹を卒業で欠いたのが第一の痛手、かってのふるさと選手・福士クラスのエースがいなかったことも響きました。
地元では、あわよくば3位を目指した長崎がやや不満足な6位、入賞が目標の福岡は8位とまあまあ妥当な結果だったと思います。
この駅伝は、実業団・大学・高校などと違い、同一区間に高校生・大学生・実業団と違った3クラスのランナーが混走するため、高校生が実業団を食う下克上や、スピードの違いで一気の逆転などが見られ、レースの醍醐味が味わえ面白いイヴェントといえます。
またなによりも、TVの中継がNHKのため、CMの中断がなくストレスなく放送を楽しむことが出来ます。
ところが、以前から少し気になっていたことですが、解説の金哲彦が少々喋り過ぎです。
アナ・石川が喋りだすと終るのを待たずすぐに「はい」と、なんでもない相づちをうつのが喋り過ぎといえるかどうかは別にして、話が終って受け答えして欲しいと、少々イライラしました。
また、アナから呼ばれた放送車・レポートバイクの応答が一拍も二拍も遅く、間抜けに聞こえたことや、音声そのものが繋がらなかった場面も加わって、ここではストレスの残った放映でした。





2010年01月16日
世界一薄い時計

上の写真と 記事 は、大分前週刊誌をスクラップして、どこに置いたのかわからなくなっていたものが、今日偶然出てきたものです。
厚さが0.98ミリと、1ミリより薄いんですから驚きですね。
軽薄短小というか、「薄さ」がもてはやされていた頃の製品で、近頃はケータイを始め、一時の薄さ競争から多機能・高機能・高ファッション性など、多種多様の特徴を持たせたものに置き換わり、薄さ一辺倒ではなくなっています。
それにしてもこれほどの薄さを見せられますと、実物を見たい、持ちたいという気にもなります。
何といっても、記事にあるように、長短2針がプリントされた2層の円盤が回転しながら時を刻んでいるという、ユニークな発想の素晴らしさはどうでしょう。
この厚みの中に電池は?と思いましたが、円形の回転部分からオフセットした余地に納められているんでしょうか。






2010年01月15日
昨日に続きまた悩ましい記事

詩作などには全く疎い私は“金子みすゞ”についてはほとんど知りません。
でも、博多座オリジナルで「金子みすゞ物語」が上演されたり、JR山陰線に観光列車「みすゞ号」が登場したりで、名前だけはすっかりお馴染みになっています。
その“みすゞ”のモザイクアートが完成し、ギネスから世界最大の認定を受けたそうです。
西日本新聞2010.1.9
ここで、この世界一の金子みすゞと、これまで最大だった作品とを比較して記事が書かれているのですが、これまた昨日のもやもやを引きずるかの書き方なんです。
記事には「これまでのもの」に対し「みすゞ」は、使用したピース写真で約7千枚、面積で約500平方メートル上回った、とあります。
「みすゞ」が12万枚使ったと書かれていますから「これまでのもの」が約11万3千枚だと分かり、これは1.06倍にしか過ぎませんから、使用写真枚数ではそんなに差がないことが分かります。
次に面積ですが、約500平方メートル上回った、と書かれても、その差はピンときません。
前段にある「縦31.78メートル、42.82メートル」を計算してみましょう。
これは約1,361平方メートルですから、これから500を引いた861平方メートルが「これまでのもの」の大きさということになります。
「みすゞ」は「これまでのもの」の約1.6倍の大きさだということです。
使った写真の数でいうと1.1倍にもすぎない「みすゞ」が、面積では1.5倍以上もの大きさだということが計算してみないとわからないということです。
「みすゞ」の大体の面積も書いておいてくれれば、このあたりの比較が頭の中でスムーズにやれるのですが。
ところで、モザイク画は斜めから見ていますからよく分かりませんが、肖像画

に似ていますかね?






2010年01月14日
分かりにくい書き方、イライラ

日本相撲協会理事選に貴乃花が一門を離れて立候補するという記事です。
西日本新聞2010.1.9
野次馬根性では、果たして貴乃花が理事当選するのか、というのが最大の関心の的となります。
記事には、現在の理事名その他が「一門別勢力図」として図解してあり、分かりやすくそれぞれの「理事枠保有数」「部屋数」「親方数」が記されています。
その下には、109名の投票者が10名を選ぶ場合、10票を得ると当確だという、算数?数学?で習った覚えのあるような「解答」とともに、票の行方が続けて解説されています。
出羽海:29票、立浪:19・・・。
ここで出羽海29という数字と、上の図解の出羽海欄「親方数」とが一致しません。
それはそうでしょう、投票者=評議員は親方・行司代表・現役力士代表からなることはちゃんと記事中に記されているように、図解の親方数とは違うわけですから。
でも、ここで考えている当落は各部屋の親方数などどうでもいい?ことで、評議員の勢力図が欲しいわけでしょう。
親方数がどうしても必要であるならば、評議員数と併記すればすむことです。
票数に関する部分はあくまでも予想であるため、数の確定している親方数と違って図解に挙げにくい、ということでこのような体裁になったとも思われますが、色々忖度して読まなければならない記事は悩ましい限りです。






2010年01月13日
またまた観光列車新たに

熊本-人吉間で「SL人吉」、宮崎-南郷間で「海幸山幸」などを運行しているJR九州では、九州新幹線全線開通を控えてさらなる観光列車の投入を計画しているようです。
西日本新聞2010.1.5
三角線、指宿枕崎線に計画されているもので、三角線の列車では既存車輌を、「つばめ」「かもめ」をデザインした、ドーンデザイン研究所・水戸岡がリニューアルの予定ということですから、思わぬ人気となる可能性があります。






2010年01月12日
HTB

旧聞ですが、H.I.Sなどの支援受け、再建計画の成否が注目されているハウステンボスでは、恒例の越年イベントが例年以上の盛り上がりを見せたそうです。
西日本新聞2010.1.1
業績悪化で日常は客もまばらだといわれるホテルなども予約客で満室と、上々の年越だったようです。
この季節的な盛況が徒花(アダバナ)とならないよう願うしかありません。






2010年01月11日
地下鉄

東京の地下鉄って、営業キロ数が世界では3位だったんですね。
それが上海の新路線開通で4位に後退したそうです。
西日本新聞2010.1.1
現在の1位はさすがに発祥の地ロンドンだそうですが、上海の地下鉄道網は万博開幕までにさらに延伸され、ロンドンを上回る総延長キロになるそうです。
ちなみに開通時のロンドンでは、蒸気機関車に牽引された車輌が運行されていたそうですから、昔SLに乗ってトンネルになると窓を閉めていた、その状態がずっと続くわけで、乗客の辛抱も大変だったことでしょうね。






2010年01月10日
日本製新幹線海外売込計画

1/4 にロシアの新型超特急を紹介しました。
この車輌はドイツの技術であり、日本製の新幹線車輌ではありません。
地球温暖化問題により、鉄道が各国で見直されている昨今、日本の新幹線技術を海外への売込みに力を入れている様子が、西日本新聞2010.1.1に書かれています。
日本の新幹線はなんといっても安全性・システムを含めた正確さが第一のアピールポイントです。
先のドイツICEが、エシェデ事故を起こしたため、台湾高速鉄道の受注権が新幹線に移る要因の一つともなっています。
当面はやはりアメリカでの計画が最大の目標となっているようです。






2010年01月09日
博多、ホテルラッシュ

新博多駅ビル開業を当て込んだホテルの開業ラッシュだそうです。
西日本新聞2010.1.3
福岡は今でさえ全国屈指の激戦区、しかも景気低迷の折激しい客争奪戦の真っ最中だそうですが、新博多駅ビル開業を新たなパイ誕生と捕らえ、駅前から衹園、さらには中洲にかけてホテルの計画が盛んなようです。
商圏とともに宿泊圏の推移も興味深いところです。






2010年01月08日
明日待たるるその新博多駅開業

改装工事中の博多駅ビル屋上からの眺めです。
西日本新聞20101.1
この写真では、記事中の美辞麗句が少々提灯記事にも思えかねない内容ですが、実際の眺めはやはり素晴らしいんでしょうか。
駅ビルテナントでは阪急デパートはともかく、私個人としましては、東京でもロケーションの関係から、「ロフト」は馴染みが薄く、福岡に先がけた天神店より、博多駅に開業する「東急ハンズ」が興味津々です。






2010年01月07日
いつに変わらぬ帰省Uターンラッシュ

西日本新聞2010.1.3
今年は3日が日曜、4日が月曜と、三が日を過ぎると早速仕事始めというスケジュールが大半だったのではないでしょうか。
例年より短めの正月休みを過ごした帰省客の帰省ラッシュは3日に集中したようです。
広川付近での40Km程度の渋滞発生も、帰省者にとっての年中行事でしょうか。






2010年01月06日
箱根駅伝引きずり

昨日書きました箱根駅伝、5区・山登り偏重批判です。
西日本新聞2010.1.5
私も昨日は4・5区距離配分見直し賛成みたいなことを書きましたが、“すぐこれ”はやはり熟慮が足りないと思いはじめました。
昨日のコメント最終部に書いた「柏原の優位性が異常」、つまり数字的にも同じ日本人アスリートが、100:95もの力の差があることそのものが異常でしょう。
他選手のトレーニング法なりに工夫がないとしか言えないんじゃないでしょうか。
同人種のトップアスリート同士が1/20レベルの力の差があるなんてどんな競技にもありません。
ましてや、走るといういわば最も単純な競技においてですから。
それを、早稲田・渡辺、駒大・大八木両監督のコメントは、ハングリーさ、ハートの強さなどのみ。
精神的な強さだけで勝てたのは、古橋・橋爪の時代の話でしょう(もちろん、古橋・橋爪の強さは豊富な練習量の裏付けがあったからでしょうが)。
走法その他の研究は比べものにならないくらい発達している現代、人種差のないもの同士の差を、精神論だけで片付けているようでは日本長距離界のお先は真っ暗です。
まさか沢木も同じことを言うんじゃないでしょうね。
ここで単純にコース変更をするのは、過去、以下の例がよく似たものです。
コンビバレーで日本が優位に立つと、身体性優位でブロック・大砲の威力増大のため、ブロックのワンタッチをレシーブ数にカウントしないルール改正。
スキーノルディック複合で日本が得意なジャンプで点を稼ぎ、勝ち始めるとジャンプ・ランの得点配分をラン寄りに改める。
5区に力の拮抗した選手の出てくるのを待つのが先決ではないのかと思います。
“カモちゃん”とやら、これでもスポーツの専門家なんですかね。






2010年01月05日
箱根駅伝

正月恒例、箱根駅伝(第86回)は、往路5区で期待以上の走りを見せた柏原の活躍で、東洋大学が昨年に続き2連覇して幕を閉じました。
近年5区の勝負が総合成績を左右している現状から、4・5区区間距離の再見直しが浮上しつつあるようです。
西日本新聞2010.1.4
今回の記録を見てみますと、往路の5区で東洋大・柏原が総合2位駒沢大・深津に着けた差4分39秒は、2校のゴールタイム差3分46秒を50秒近く上回っています。
ということは、東洋大の優勝は柏原一人によって成し遂げられたともいえるわけです。
個人的に思うことは、4・5区の距離配分を変更した現在の距離制よりは、以前のままのほうが妥当ではなかったかということです。
ただ、いかに難所の登りとはいえ、1時間17分そこそこの距離を走って、他校の選手すべてが4分以上の差をつけられるということ自体が、異常ともいえます。
柏原の力を100とすると、他の選手は95以下という、アンバランスさです。
2区の区間記録(モグス)と今大会日本人選手1位(東海大・村沢)とのバランスが、100:97でしかないのを見てもいかに異常かが分かります。






2010年01月04日
ロシア新幹線

ロシアの新型超特急「サプサン」が営業運行を開始しました。
ロシアの路線は、日本の新幹線の標準軌・1,435mmよりも広い広軌・1,520mmだそうですが、2009年5月2日に281km/hのロシア記録を、月7日には290km/hの最高速度を記録しているそうです。
「サプサン」の車体は「ICE」のドイツ・シーメンス社製ということです。
昨年11月に同じ路線上でテロに合った別の急行が脱線、ビデオなどの路線強化を決めたということですが、「どんな対策も列車通過“直前”に線路を爆破するテロには無力だ」という指摘もあり悩ましい限りです。
その点、日本の新幹線の安全性は、日本の安全性を示しているともいえますが、昨今の風潮ではいつまでその優位性が保てますか。






2010年01月03日
ニューイヤー駅伝

1/1行われたニューイヤー駅伝は、日清食品グループの初優勝で終りましたが、九州勢は惨敗という結果となりました。
昨年、1秒差の3位と、タイム的には普通の3位以上の位置を勝ち取った旭化成は、
1区大野、2区荒川、3区大西、4区佐藤、5区佐々木、6区足立、7区幸田というメンバーで臨みましたが、まず大野・荒川・幸田(それぞれ37人中21位・26位・25位)という誤算。
さらに、九州一周駅伝、予選の九州実業団駅伝、福岡国際マラソンと、やや出走過多の感がある最長4区佐藤は、区間トップの中国電力・佐藤に1分7秒遅れの区間18位と期待を裏切ります。
続く5区佐々木も昨年の走りを下回り、後続も思ったほど挽回が出来ず8位でゴールするのがやっとというありさまでした。
九電工は、2区外国人の力で一時4位まで上がったのみで、4区エース前田も区間22位と低迷、10位に終りました。
トヨタ自動車九州は、旭化成・大野に比肩する1区三津谷がまず誤算、後続も泣かず飛ばずで17位がやっと。
九州勢でもっとも予想外だったのは、予選の九州実業団駅伝1位の安川電機でした。
九州実業団駅伝で旭化成の佐藤を振り切った新人中野は、全国デビューまずまずのスタートを1区13位で切りました。
ところがそのあと、九州一周駅伝で活躍した選手が軒並み失速。
とりわけ九州一周駅伝納戸賞にかがやいた平野が、最長4区でトップと1分51秒差の区間30位と沈んだのが一番痛く、2区~4区までそれぞれ5位ずつ順位を落とし、28位まで転落しています。
実力どおり走ったのは、九州一周駅伝、予選の九州実業団駅伝で不調だった飛松だけ、といっても区間3位ながらトップとは1分9秒もの差があり、順位を一つ上げるにとどまりました。
九州勢順位の推移






2010年01月02日
明日待たるる

年の瀬や 水の流れと人の身は あした待たるる その宝船
とは含む意味も何もかもまったく違います。
が、南へ移った人の流れを引き戻したい思いは、パルコ開業に向けてまさに「あした待たるる」の心境でしょう。
記憶によりますと、昭和50年頃に全面的な化粧直しをした旧岩田屋本館が、30数年を経て新しい顔を見せました。
西日本新聞2009.12.29






2010年01月01日
曹操の墓

共同通信によりますと、中国河南省文物局が「三国志」で知られている曹操の陵墓を発見したと発表しました。
陵墓から見つかった、男性の遺骨を曹操本人のものとみられるとまで言っています。
「邪馬台国論争」で諸説あるように、この陵墓に対してもお決まりのとおり、「異議」もとなえられています。
西日本新聞2009.12.30
上写真の陵墓のありさまを見ても、いやにはっきりし過ぎていやしないかと思うのは私一人でしょうか。






2009年12月31日
観光SL復活計画

観光列車「SL人吉」(熊本-人吉)の人気にあやかって今度は、同じ肥薩線でも「川線(八代-人吉)」ではなく「山線(人吉-吉松)」にSLを復活運転させる計画があるそうです。
西日本新聞2009.12.31
この区間は“三大車窓”の一つで、大畑(おこば)駅は、日本で唯一、ループ線の中にスイッチバックを併せ持つ駅です。
※三大車窓=根室本線新内駅付近(狩勝峠。三大車窓の区間は1966年廃線)、篠ノ井線姨捨駅(善光寺平)、肥薩線矢岳駅付近(矢岳越え)。
すべてスイッチバックを含んでいます。
この計画は、人吉市と鹿児島・湧水町とが進めているものですが、肝心のJR九州は、使用機関車(保存中のD51型)に加え、レール・橋梁の改修の必要性から「技術的も難しい」と難色を示しているそうで、実現にこぎつけられるでしょうか。





