2009年11月20日
ウソでしょう

↑ ワットの蒸気機関
昨日の本ブログを読まれた方で、フラストレーションが溜まって仕方がない方もおありだろうかと、早速ワット、コロンブスについて“絵解き”をいたしましょう。
ワットの蒸気機関については、
世界初の実用的蒸気機関が設置されたのは、ワットが生まれる24年前のことで、ワットの功績は、同じシリンダー内で行っていた蒸気の加熱と冷却を、別々のシリンダーで行うように改良したことにある。
コロンブスについては、
地球は丸いといったから皆から嘲笑されたのではなく、地球の全周を2万8千キロと見積もっていたから。
これに対してコロンブス反対派の学者たちは、3万9千キロ(正しい値との差は1千キロ)と見積もっていた。
というところが正しい事実だそうで、「ワットは蒸気機関を発明した」「コロンブスの時代、地球が丸いとは考えられていなかった」という一般常識“もどき”は、(一部の人の)常識のウソというわけです。






2009年11月19日
常識のウソ

これもまた昔買っていた「常識のウソ277」という、1998年に文庫で出た本を見つけました。
これには、「蒸気機関を発明したのはジェームズ・ワットではない」とか、「コロンブスの時代、地球が丸いことは自明の理だった」とか、私の知らなかったこともたくさんかかれています。
この二つのことだけでも、皆さんの中にも知らなかったとおっしゃる方が私だけでなく、きっといらっしゃることと思いますがどうでしょう。
このことに触れるのは次の機会に譲って、書かれている中の一つ、「飛行機は最も安全な乗り物だ」ということに触れて見たいと思います。
飛行機が安全だというにはもちろん統計が根拠になっています。
ある統計によりますと、鉄道事故と飛行機事故の犠牲者数をそれぞれの走行距離で割って、
鉄道: 走行距離百億人・キロあたり 9人
飛行機: 〃 3人
という結果が出ています。
したがって、飛行機は少なくとも鉄道より3倍も安全だといえそうです。
ところが、分母を走行時間にしてみると予想通り(飛行機が数倍速いため)列車の方が次のように安全だという結論になります。
鉄道: 走行時間1億人・時間あたり 7人
飛行機: 〃 24人
これはつまり、飛行機に乗っている人が1時間後に死ぬ危険が、列車に乗っている人の3倍以上も大きいという、距離あたりの統計と逆の結果になることから、「常識のウソ」は指摘しているわけです。
「常識のウソ」の記述はここまででしたが、11/12・11/17に登場させた「詭弁の話術」にはさらに言及して、距離単位で最も危ない乗り物は三輪車ではないかといっています。
三輪車の事故などごく少ないものでしょうが、移動距離はもっとごくごく少ないものだから、車にはねられるなどの事故により、移動距離あたりの事故率は列車・車などの比ではないんじゃないかという訳です。






2009年11月18日
岩屋湧水

人気の岩屋湧水、昨年6月「平成の名水百選」に選ばれたため、様々の誤解を受けることの懸念もありながら、有料化が検討されていました。
西日本新聞2008.7.1
認定後には一層水場の混雑、順番待ちのトラブルも増えたため、有料化に踏み切りました。
西日本新聞2009.5.29
そしてついに、12月1日から有料化が実施されることになったそうです。
ただともなると、ともすれば我が物顔に独占したがる輩に気を使わねばならないのは、“公”或いはそれに類する管理者側にとって頭が痛いところです。
新聞の写真を見る限り、有料管理された“自動給水機”はやはり、従前の“水場”に比べて“風情”が劣るように見受けられます。






2009年11月17日
詭弁の話術 2
11/12に書きました文庫本「詭弁の話術」、WEBで見ていましたら、新装丁で現在も刊行されているようです。
11/12は美人の条件、30ヶ条を載せてみましたが、「女心と秋の空」などと女性心理を分かった風に記された台詞は多い中に次のようなものがありました。
ロシアの小説家・レールモントフの言葉として、
「普通の理論---この人は私を愛している。だが、私には夫がある。したがって私は、この人を愛してはいけない」
「女性の理論---私には夫がある。したがって私はこの人を愛してはいけない。だが、この人は私を愛している」
まったく同じ言葉でも、配列によって意味が変わる、とありました。
男性に対して女性はこういったものだと、こういった説はよく耳にしますが、本当に女性のみがこのような考えになるものなんでしょうか?
「女心と秋の空」にしても、「男心と・・・」とも言われていますから、女性がこうだと決め付けられないんじゃないかと思いますが。






2009年11月16日
表彰一転、欠陥品

設計が優れているとして“功労表彰”を行っていた業者に対し、その構造物に“ひび割れ”が発生したため、今度は“瑕疵担保責任”の押し付けです。
西日本新聞2009.11.13
一時はあれほど評価の的だった“規制緩和”は、ここに来て軽率の誹り(そしり)とともに、天秤の針は逆の方へ大きく傾き続けています。
工事中止の断を下され、中途半端な姿を晒しているダム関連構造物同様、この東九州自動車道の将来性そのものも、安閑としていられる状況にはありません。






2009年11月15日
水上バス構想

私個人的には、今まであまり縁がない博多の観光拠点、キャナルシティ博多・ベイサイドプレイス博多、この2点を那珂川に浮かべた水上バスで結んでは、という計画があるそうです。
西日本新聞2009.11.13
私にいわせると一向に盛上らないベイサイド、ここの再開発を推進している九電工が、約2Km離れた観光の目玉・キャナルシティと連携して相互に盛り上げたい考えでしょう。
羽田から浜松町へ向かうモノレールから眺める、京浜運河をいく船影といった風情がここ博多那珂川でも見られるとしたら、意外に受けるかもしれません。
地下鉄線からはヤヤ足場の悪いキャナルシティ、随分悪いベイサイドへこの水上バスが、観光客のみならず市民日常の足として親しみを持って迎えられる日が来るんでしょうか。






2009年11月14日
古・古色福岡

西日本新聞2009.11.12夕に1953年当時の福岡・天神を写したカラー写真が紹介されていました。
車を使う身として、道路事情がこのとおりにお寒い代わりに車輌が圧倒的に少なくて渋滞のない当時と、整備された道路上を信号ストップを繰り返し進む現在の環境とはどちらがありがたいのでしょうか。
博多座創世記のカレンダーに採られた、こちらは1955~60年のモノクロの写真ですが、相変わらずオート三輪がハバを利かせていながら、馬車や人力車は姿を見かけず、僅かの時の流れで随分近代化し、戦後の復旧の速さを思うのは私一人でしょうか。
一方では穴ぼこがひっこんで「えくぼ道路」といわれた、以前の博多駅前辺りには普通に犬が闊歩しているのどかさも残っています。






2009年11月13日
広告嫌い

西日本新聞2009.11.12に広告大賞の発表が掲載されていました。
“広告嫌い”としましても、広告のコンクールをやること自体には、広告の質を高めるため望ましいことと思っています。
だけど私は、広告によって購買を促し、大量生産によって安価が維持できる、などの甘い文句に惑わされ、容認してきた結果が、50%を越えるとも言われる販売価格中の宣伝経費を生んできたこの広告氾濫には我慢ができません。
とくに近頃の新聞です。
新聞社が広告費に頼って発行を維持してきているということも分からないではないのですが、こうまで本末転倒といえる広告の氾濫は酷すぎます。
ごく普通の日、11月10日の西日本新聞・朝刊が、どの程度広告に侵略されているか簡単に調べてみました。
まず、この日の紙面は36面ありましたが、このうち、いわゆる全面広告が12面!もありました。
これで全面広告でない面は24面ですが、このうちまったく広告のない面は株式市況の2面のみでした。
つまり、22面には下部に1/3~1/4程度の広告がつけられています。
ということは、22 * 1/3.5 = 6.5面が広告ということになります。
したがって、この6.5面に先の全面広告12面を足した、じつに全紙面の半分を超える 18.5面が広告で、残りの 17.5面が記事なのでした。
これでは、家庭用のステープラーNo.10-1Mで針が通らなくなりかねないのがあたりまえです。
新聞・雑誌などの紙媒体では広告のすっ飛ばし読みはできますが、読者層に扱いにくさまで押し付ける現状は、読者無視もはなはだしいものと思います。
WEBその他による情報の伝達、しかも新聞に勝る速報性のあるメディアの発達と、それを利用可能な世代の増加によって、ますます新聞の前途は暗いものとなりそうです。






2009年11月12日
詭弁は楽し

随分昔買っていた「詭弁の話術」という、阿刀田高の文庫本が何かの拍子に目に付きました。
パラパラとページをめくってみますと、ところどころ確かに読んだ覚えのある内容に行き当たりましたが、なんとなく記憶にありながら、どこで仕入れたのかすっかり忘れていた、「本当の美女が満たさなければならない30の条件」というのを見つけました。
それは、
三つは白い、肌、歯、手。
三つは黒い、瞳(ひとみ)、眉、まつ毛。
三つは赤い、唇、頬、爪。
三つは長い、身体、髪、四肢。
三つは短い、歯、耳、足首から先。
三つは広い、胸、額、眉と眉の間。
三つは狭い、口、腰、足首。
三つは太い、尻、大腿、ふくらはぎ。
三つは細い、指、首、鼻。
三つは小さい、乳首、鼻孔、頭。
これは16世紀フランスの文人・ブラントームが言ったことだそうですが、誰もすべて満たすような人はいやしません、が、これは悲観するのではなく、どれか当てはまった箇所を見つけて、そこをほめてあげるための条件でもあったとか。
上の中で、「ふくらはぎが太い」というのは、現在の女性には嫌われそうですが。






2009年11月11日
ミナミコメツキガニ

新聞で写真をチラッと見たときは、海辺で遊ぶ水鳥かと思いました。
西日本新聞2009.11.10夕
もちろん実物を見たこともないんですが、コメントによりますと、甲羅の大きさが1cm大とありますから、1円玉(直径約2cm)の半分(というより、面積は1/4になるわけですが)に足がはえた状態で動いているのは一寸想像できません。
そして、この蟹、横ではなく縦に歩くそうですから、落語のくすぐりが効きません。
「おや、この蟹横じゃなくて縦に歩いてるね」ってぇと、蟹が「へぇ、ちょいと酔ってるもんですから」






2009年11月10日
羽田か成田か

※ もちろんC滑走路は未完です。
新しい滑走路の共用が始まっている成田空港では、2本の滑走路同時平行離陸が認められることになり、発着回数を現在の1.5倍にできるようになる、との記事がありました。
西日本新聞2007.11.8
羽田空港のハブ空港化が言われ、関空が疎外されていましたが、計画当初からの方針では成田空港こそその任を背負うべきだったのでしょうが、何しろ反対住民には抗することができず、やっと2本の滑走路を持つことになったばかりでした。
この2本の滑走路は平行であり、離陸後も地域住民との関係で直進を保つ必要があるため、本来は同時離陸はできない決まりのところ、幸か不幸か、2本の滑走路間の距離が2.5Kmと離れているため、同時離陸が容認されたようです。
これによりまた、関空は置いてきぼりで、羽田との綱引きが激しくなるんでしょうか。






2009年11月09日
五代目圓楽の芸

芝居噺・人情噺で、主人公・職人の住んでいる町としてよく出てくる神田竪大工町(かんだたてだいくちょう)
昨日NHKの追悼番組として、10/29に亡くなった圓楽の平成11年の口演・浜野矩随(はまののりゆき)を聴けました。
人情噺は、後年圓楽が主に取り組んでいた部門ですが、私個人的には一番の贔屓の五代目志ん生のものでさえ聴くのを避けているジャンルですから、ましてや圓楽のものを聴くのはおそらく初めてじゃなかったかと思います。
演題そのものは、好みのものでないせいでもあり、なんということもなく、やっぱり滑舌は悪いな、「からだ」「ははおや」など気にかかる、くらいの軽い気持ちで聴いていましたが、夫婦間のやり取りで面白い箇所がありました。
(書いていまして、IME辞書に、さらにはWEBの「EXCITE辞書」にも滑舌(かつぜつ)がないことに驚きました)
彫り師が持ち込んだ彫り物に法外な値を払うため、金子(きんす)を出せという道具屋の旦那に、度重なる無駄金を遣わせまいと聞こえぬ振りを通す女房に向かって旦那が、
「お前に言っとくけどな、旦那と泥棒が金を出せと言ったら、素直に出さなきゃ大変なことになるんだよ」
ここですぐに思い出したのが、詳しくは覚えていないアメリカの探偵小説の一節、警官と探偵の会話です。
「女房とテロリストの違いは?」
「?」
「テロリストとは交渉できる」
日本といえども現在は、上のような能天気なこのようなやり取りができる旦那といえば希少なものでしょうが、少なくとも落語が描く時代は江戸、こんな対応ができ、圓楽なら(実生活でもこのとおり?との混同がおき、)ふと、圓楽の嫁にならなくてよかったと勝手に思った次第でした。
昨日は「笑点」でも“暖かい追悼”が特集されていましたが、談志が亡くなった後のこのての番組がどうなるのか、不謹慎と思いながら想像するのを躊躇してしまいました。





2009年11月08日
九州一周駅伝・納戸賞(MVP)

福岡・平野、大分・治郎丸がともに、区間賞4個・区間新1個とまったく同じ条件で並んでいましたが、やはり優勝チームで勝利に貢献ということからでしょう、福岡・平野が納戸賞(MVP)を受けました。
それにしても11/7新聞に紹介されて初めて、本当に珍しい(というより“初”かもしれませんが)福岡・宮崎、かっての山口以外から出た区間賞4個のランナーの素性を知り、この実力に納得がいきました。
西日本新聞の九州一周駅伝WEBページですが、相変わらず見にくい箇所・昨年までより退化した箇所が見受けられます。
まず、退化した箇所ですが、各県メンバー紹介内容に今年は出身校が省かれていた点です。
上にある、治郎丸の例でもわかるとおり、抜群の活躍をしてこそこのように取り上げられますが、そうでもなければ、市民ランナー群の中に埋もれてしまい、隠れた実力を慮ることもできません。
昨年までのように出身校はぜひ紹介すべきだと思います。
次に見にくい箇所の第1点ですが、上記URL「トップページ」の「日間記録」を見に行くと、9日目なら9日目、その一日の日間記録しか見れません。
それではと、「累計記録」をクリックすると、9日目なら9日目単独の日間記録が読めません。
あくまでも9日目までの累計(合計)記録が掲載されているのみで、単日の日間記録は前後の累計記録の差を計算しなければならないんです。
当日しか日間記録は見ないと勝手な解釈をしているんでしょうか。
第2点は、「区間記録」を見に行くと、このように各区間の距離の記入がありません。
区間距離を知るためには、「コース図」を見なければいけませんが、この図がまた描きかたが拙く、距離の数字が地名と地名の間にうまく配置できていませんので、簡単に前後どちらの区間の数字なのか判別に苦しみます。
3点拙い箇所を上げましたが、これがウェブショップだったらまず買ってもらえないかと思います。






2009年11月07日
九州一周駅伝最終日・続き
納戸賞の発表記事がまだ見つかりません。
昨日書いたとおり、福岡・平野と大分・治郎丸ともに、区間賞4、区間新1でまったく並んでいます。
福岡が優勝チームですから平野がヤヤ有利なんでしょうか。
福岡・宮崎各選手の出走・順位表、
各選手ごとの順位表を作ってみました。
昨日書いたとおり、福岡・平野と大分・治郎丸ともに、区間賞4、区間新1でまったく並んでいます。
福岡が優勝チームですから平野がヤヤ有利なんでしょうか。
福岡・宮崎各選手の出走・順位表、
各選手ごとの順位表を作ってみました。
2009年11月07日
九州一周駅伝・最終日-速報

安全圏に入っていた福岡が5連覇を達成しました。
昨日予想した最終日各区の勝負の結果は下のとおりになりました。
(予想 ⇒ 結果)
中野VS白石、イーブン ⇒ 中野・14秒
平野VS堀端、平野・30秒 ⇒ 平野・1分22秒(福岡・0分36秒)
立石VS大西、イーブン ⇒ 立石・37秒(福岡・2分13秒)
飛松VS河添、飛松・30秒 ⇒ 飛松・02秒(福岡・2分15秒)
酒井VS宮崎、宮崎・30秒 ⇒ 酒井・05秒(福岡・2分20秒)
今村VS領家、イーブン ⇒ 今村・2分06秒(福岡・4分26秒)
前田VS荒川、前田・1分 ⇒ 前田・1分28秒(福岡・5分54秒)
昨日日間2位という誤算から生まれた宮崎の諦めムードは、今日最終日1区で福岡を少なくとも30秒以上リードするという最小限の望を断たれた時点で、完全な絶望モードに入ってしまい、逆に気持ちよく走った福岡に全区間でリードされてしまいました。
振り返ると、トヨタ自動車九州・九電工・安川電機さらに黒崎播磨・西鉄という複数の実業団vsほぼ旭化成という選手層の勝負で福岡の優位は否めませんでした。
この差、今年の勝負の行方を左右した9日目のレースに表れた気がします。
この日1区で、前々日・前日に続き3日連続で犯したブレーキを、小畑・大津と新鋭陣の健闘で取り返し、結果的に累計の貯金を上積みした9日目こそが今年の勝敗の分かれ目でした。






2009年11月07日
九州一周駅伝最終日

長崎の阿部に8秒差で区間賞を譲ったものの、昔なら2枚も3枚も格上の
宮崎・小島(忠幸)に1分差をつけた福岡の新鋭種子野(3選手とも区間新)
ちょうど今、九州一周駅伝最終日のスタートが切られたことでしょう。
昨日ゴール後発表された宮崎のメンバーに佐藤・清水・渡辺(特に佐藤)が入っていないのを見て、福岡の優勝を確信しました。
それを補完したのが、昨日のレース結果でした。
昨日・9日目の福岡は、1区のブレーキではらはらさせられましたが、種子野・岩見の思わぬ大ブレーク(ブレーキとは大違い)により、本当に思いがけない日間首位を逆転で手繰り寄せることができました。
さて今日のメンバーですが、福岡の出走者は7人中5人が昨日予想したとおりだったものの、宮崎は3人しか的中しませんでした。
佐藤をはじめ旭化成のエース連は、12月6日に行われる福岡国際マラソン出場に備えて、本来は当然入るべき出走リストから外れたのかもしれません。
福岡のエース・前田も同じ理由から、本日が3回目の出走ということで、フル・4走を避けているのかもしれません。
本日のレース展開ですが、
中野VS白石、イーブン(どちらも区間2位候補)
平野VS堀端、平野・30秒
立石VS大西、イーブン(名前の格上は立石だけど今期前2走で大西も好調)
飛松VS河添、飛松・30秒(今期ヤヤ力の落ちた感のある飛松ながら、地元で奮起に期待)
酒井VS宮崎、宮崎・30秒(酒井は7日目1区でブレーキの不安あり、大差の可能性も)
今村VS領家、イーブン(今村の前走がもひとつでしたが、領家が今期初出走のため)
前田VS荒川、前田・1分(名前の格、今期の調子どちらをとっても前田の圧勝)
ということで、合計1分30秒福岡の先着という予想が出ました。
さて、実際はどうなるでしょうか。
また、MVP・納戸賞の定義を正確に知りませんのでなんともいえませんが(「区間賞4個・区間新あり」に「優勝に貢献」がどの程度の比重で考えられるのか)、まず区間賞4個は大分の治郎丸が昨日達成しており、そして本日4個目を獲得するであろう福岡・平野あたりになるのでしょうか。
このどちらかになるようなら、例年とまったく違う新しい名前が誕生することになります。






2009年11月06日
九州一周駅伝・9日目2区まで
最終日を前にした福岡にとっての命題を書いたばかりのところを、昨日に続いてまたまた福岡は1区で大ブレーキ、宮崎に2分以上のリードを許しています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
さて明日の最終日ですが、福岡に例年のような地元の優位さはありません。
三津谷・今井などのエースを欠き、前田以外に絶対的エースがいません。
起用されると思われる選手は、黒木文太・前田和浩・平野護は確実と思われ、高井和治・飛松あたりが次に考えられますが、あとの2人は誰でしょうか。
ローテーションから見ると今村・塚本・中野のなからということになりますが、いずれも下に予想する宮崎の各選手に名前負けしています。
これに対し宮崎は、佐藤智之・大西智也・清水将也・豊後友章が確実なところでしょう。
あとの3人が難しいところですが、中3日を守っている福岡に対して、中1日もいとわず出走させている宮崎のことですから、佐々木悟・渡辺史侑、さらに河添俊司・白石賢一のどちらか、というところではないでしょうか。
最長16.5Kmという最終日のコースは、大砲・佐藤に大逃げをされないためにも、福岡にとってはヤヤ救いとなるコースです。
(書き進めているうちに)
11:30現在の速報では、2/8区を終って宮崎が福岡を3分弱リードしています。
この段階で宮崎は、11/2に書いた福岡・井上監督と同じ思いで、総合優勝をほぼ確信したのではないでしょうか。
(さらに)
3区では今村が思いがけずも宮崎との差を1分半詰め、タイム差1分半弱の位置にまで追い詰めました、500メートルくらいの差というところでしょうか。
4区は、宮崎は本日の弱点の区間ですからうまくすると小畑が逆転、あるいは秒差まで迫ることを期待しています。(11:39)
しかし、4・5区を順調に進めても、続く6・7区で、石見は見劣りし、竹内は今期不調そうなので、この2区間で負けた差そのままが今日の福岡のビハインドになりそう、ですか?(12:15)
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
さて明日の最終日ですが、福岡に例年のような地元の優位さはありません。
三津谷・今井などのエースを欠き、前田以外に絶対的エースがいません。
起用されると思われる選手は、黒木文太・前田和浩・平野護は確実と思われ、高井和治・飛松あたりが次に考えられますが、あとの2人は誰でしょうか。
ローテーションから見ると今村・塚本・中野のなからということになりますが、いずれも下に予想する宮崎の各選手に名前負けしています。
これに対し宮崎は、佐藤智之・大西智也・清水将也・豊後友章が確実なところでしょう。
あとの3人が難しいところですが、中3日を守っている福岡に対して、中1日もいとわず出走させている宮崎のことですから、佐々木悟・渡辺史侑、さらに河添俊司・白石賢一のどちらか、というところではないでしょうか。
最長16.5Kmという最終日のコースは、大砲・佐藤に大逃げをされないためにも、福岡にとってはヤヤ救いとなるコースです。
(書き進めているうちに)
11:30現在の速報では、2/8区を終って宮崎が福岡を3分弱リードしています。
この段階で宮崎は、11/2に書いた福岡・井上監督と同じ思いで、総合優勝をほぼ確信したのではないでしょうか。
(さらに)
3区では今村が思いがけずも宮崎との差を1分半詰め、タイム差1分半弱の位置にまで追い詰めました、500メートルくらいの差というところでしょうか。
4区は、宮崎は本日の弱点の区間ですからうまくすると小畑が逆転、あるいは秒差まで迫ることを期待しています。(11:39)
しかし、4・5区を順調に進めても、続く6・7区で、石見は見劣りし、竹内は今期不調そうなので、この2区間で負けた差そのままが今日の福岡のビハインドになりそう、ですか?(12:15)
2009年11月06日
九州一周駅伝9日目
最終日を前にした福岡にとっての命題を書いたばかりのところを、昨日に続いてまたまた福岡は1区で大ブレーキ、宮崎に2分以上のリードを許しています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
2009年11月06日
ホーバークラフト航路
※ 九州一周駅伝(第9日)
福岡にとって今日が正念場です。
前田を除いて絶対的なエースがいない福岡にとって、明日の最終日“僅差でも日間首位をとれば”という状況を作っておくためにも今日はぜひ宮崎に最低でも1分半の差をつけたいところです。
“名前”で見ると宮崎の各選手が格上ですが、今年の旭化成勢必ずしも実力どおりの走りができていませんので、福岡は名前負けしないで、1・2で後塵を拝しても後のつなぎで逆転してほしいものです。
※ 九州一周駅伝(第8日)
昨日(11/5)の予想をその前日(11/4)に、下手すると累計で福岡・宮崎の順位は逆転しかねないと書きましたが、11/5・8日目のスタートはまさにその通りになってもおかしくない、福岡のブレーキで始まりました。
ところがその後、2~最終7区はすべて福岡の各選手が宮崎の順位を上回りました。
2~7の6区間で各区とも詰めた差は僅かずつで、1区で背負った2分半の借金を清算することはできませんでしたが、4区はともかく5区間とも、すべて名前では格上の宮崎の選手に勝つことができたのです。
8日目のタイム差を宮崎に遅れること1分15秒にまで圧縮したように、1区のダメージを最小限に食い止めたという意味からしますと、今日の福岡はベストの仕事をしたともいえます。
翻ると、宮崎の思惑からすれば、ビッグネームの渡辺・堀端・宮崎あたりにも少し爆発的な走りを期待したのがヤヤ不発に終わったというストレスが残ったのじゃないかと思います。
...........................................................................................................................

大分市と大分空港を結んでいた、ホーバークラフトが10月31日の便を最後に38年間続けた運航を廃止したそうです。
西日本新聞2009.10.31夕
実は私もホーバークラフトに乗ったことはないんですが、大分空港で地上を走行中の姿を一度だけ見た記憶があります。
上の写真のように美しいものではなく、地上でしたから、あたり一面のホコリを舞い上げるという状況で走っていて、音もうるさいし余りいい感じを持ちませんでした。
それでも、ここは国内唯一のホーバークラフト航路だったそうで、いざ見られなくなるというとそれはそれでさびしい思いもします。
競合する“道路”の整備などにより苦しい戦いをしてきたようです。
なんといっても、大分空港利用者の落ち込みを昨年秋からの世界不況が後押しし、昨年度の乗客はピーク時の約半数に減ってしまったことが最大の原因のようです。
※ 後押しって、よい意味にしか使っちゃいけないんでしょうか?
本来悪い意味に使うべき、「死にざま」をよい意味にも使ったりしているのが現状ですが、「後押し」はどうなんでしょうか?





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福岡にとって今日が正念場です。
前田を除いて絶対的なエースがいない福岡にとって、明日の最終日“僅差でも日間首位をとれば”という状況を作っておくためにも今日はぜひ宮崎に最低でも1分半の差をつけたいところです。
“名前”で見ると宮崎の各選手が格上ですが、今年の旭化成勢必ずしも実力どおりの走りができていませんので、福岡は名前負けしないで、1・2で後塵を拝しても後のつなぎで逆転してほしいものです。
※ 九州一周駅伝(第8日)
昨日(11/5)の予想をその前日(11/4)に、下手すると累計で福岡・宮崎の順位は逆転しかねないと書きましたが、11/5・8日目のスタートはまさにその通りになってもおかしくない、福岡のブレーキで始まりました。
ところがその後、2~最終7区はすべて福岡の各選手が宮崎の順位を上回りました。
2~7の6区間で各区とも詰めた差は僅かずつで、1区で背負った2分半の借金を清算することはできませんでしたが、4区はともかく5区間とも、すべて名前では格上の宮崎の選手に勝つことができたのです。
8日目のタイム差を宮崎に遅れること1分15秒にまで圧縮したように、1区のダメージを最小限に食い止めたという意味からしますと、今日の福岡はベストの仕事をしたともいえます。
翻ると、宮崎の思惑からすれば、ビッグネームの渡辺・堀端・宮崎あたりにも少し爆発的な走りを期待したのがヤヤ不発に終わったというストレスが残ったのじゃないかと思います。
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大分市と大分空港を結んでいた、ホーバークラフトが10月31日の便を最後に38年間続けた運航を廃止したそうです。
西日本新聞2009.10.31夕
実は私もホーバークラフトに乗ったことはないんですが、大分空港で地上を走行中の姿を一度だけ見た記憶があります。
上の写真のように美しいものではなく、地上でしたから、あたり一面のホコリを舞い上げるという状況で走っていて、音もうるさいし余りいい感じを持ちませんでした。
それでも、ここは国内唯一のホーバークラフト航路だったそうで、いざ見られなくなるというとそれはそれでさびしい思いもします。
競合する“道路”の整備などにより苦しい戦いをしてきたようです。
なんといっても、大分空港利用者の落ち込みを昨年秋からの世界不況が後押しし、昨年度の乗客はピーク時の約半数に減ってしまったことが最大の原因のようです。
※ 後押しって、よい意味にしか使っちゃいけないんでしょうか?
本来悪い意味に使うべき、「死にざま」をよい意味にも使ったりしているのが現状ですが、「後押し」はどうなんでしょうか?






2009年11月05日
五代目圓楽の死
※ 九州一周駅伝(第7日)
初日の起用、後は中3日のローテーションをキッチリ守った使われ方をしている酒井は、九州一周駅伝初出場ながら、期待をされたルーキーイヤーだったと思います。
そして4日目には区間賞と結果を出していたので昨日の1区も、実は前日予想に、宮崎に競り勝てる可能性を期待したのですが、やはり1年生は1年生、見事にブレーキを起こしてしまいました。
これにより、昨日予想した最悪のタイム差となりそうなところ、最終区でまたしても旭化成勢の今期の不安定さが出てしまいました。
福岡のエース・前田が、ワンジルの区間記録を4分3秒、2007年の今井の記録を45秒下回る平凡な記録ながら、清水に1分17秒詰め寄ったため、宮崎との差を日間3分10秒にとどめることができました。
これは昨日書いた予想の着差の最小値ですから、全体からいうと上出来の部類に入るでしょう。
が、福岡もこの前田、そして飛松からの世代交代をすんなりと進めていかなければ、連覇の途切れた宮崎・旭化成状態に陥ることでしょう。
昨日地元入りにエースをつぎ込んだ感のあった宮崎のメンバーは、本日もまだまだ福岡の各選手より格上の印象です。
宮崎・河添、堀端の2人は前2走でともに区間賞、対する黒木は前回区間賞ですがまだ1回の出走のみ、井手上の方は前2走で区間賞なしと、明らかに分が悪い組合せです。
他の5区間でも、本来の力は宮崎が上の顔ぶれですから、下手をすると累計で逆転されかねない展開となりそうです。
名前どおりに安定して走れていない、相手の不安定さに期待せざるをえない戦いになりそうです。
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五代目三遊亭圓楽の死と功績を報ずる紙面です。
西日本新聞2009.11.2夕
仲が悪いとも、実はそうでもないとも言われていた談志の、「一緒の時期に入門し、共に若い時代を過ごしました。残念です」というコメントはなんとも木で鼻をくくったような文句です。
紙面の“賞賛”に対して、死者にはヤヤ憚られますが、違った評価があることも事実で、談志の現在の圓楽についての評価はこの内容と同じようなものではないでしょうか。





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初日の起用、後は中3日のローテーションをキッチリ守った使われ方をしている酒井は、九州一周駅伝初出場ながら、期待をされたルーキーイヤーだったと思います。
そして4日目には区間賞と結果を出していたので昨日の1区も、実は前日予想に、宮崎に競り勝てる可能性を期待したのですが、やはり1年生は1年生、見事にブレーキを起こしてしまいました。
これにより、昨日予想した最悪のタイム差となりそうなところ、最終区でまたしても旭化成勢の今期の不安定さが出てしまいました。
福岡のエース・前田が、ワンジルの区間記録を4分3秒、2007年の今井の記録を45秒下回る平凡な記録ながら、清水に1分17秒詰め寄ったため、宮崎との差を日間3分10秒にとどめることができました。
これは昨日書いた予想の着差の最小値ですから、全体からいうと上出来の部類に入るでしょう。
が、福岡もこの前田、そして飛松からの世代交代をすんなりと進めていかなければ、連覇の途切れた宮崎・旭化成状態に陥ることでしょう。
昨日地元入りにエースをつぎ込んだ感のあった宮崎のメンバーは、本日もまだまだ福岡の各選手より格上の印象です。
宮崎・河添、堀端の2人は前2走でともに区間賞、対する黒木は前回区間賞ですがまだ1回の出走のみ、井手上の方は前2走で区間賞なしと、明らかに分が悪い組合せです。
他の5区間でも、本来の力は宮崎が上の顔ぶれですから、下手をすると累計で逆転されかねない展開となりそうです。
名前どおりに安定して走れていない、相手の不安定さに期待せざるをえない戦いになりそうです。
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五代目三遊亭圓楽の死と功績を報ずる紙面です。
西日本新聞2009.11.2夕
仲が悪いとも、実はそうでもないとも言われていた談志の、「一緒の時期に入門し、共に若い時代を過ごしました。残念です」というコメントはなんとも木で鼻をくくったような文句です。
紙面の“賞賛”に対して、死者にはヤヤ憚られますが、違った評価があることも事実で、談志の現在の圓楽についての評価はこの内容と同じようなものではないでしょうか。





