2009年12月24日
バブルの遺産

経営母体が第三セクターへ、さらには米投資会社へと変わり、挙句現在は閉鎖中である「オーシャンドーム」の県または市への無償譲渡が検討されているそうです。
西日本新聞2009.12.23
オーシャンドームが目玉のシーガイアは、1993年開業といいますから、企画時がバブル真っ最中、完成時にはすでに泡は消え、下り坂の期に誕生したわけです。
一渡り認知されたんでしょう、95年度には最高の125万人という利用客を集めたそうですが、その後はジリ貧、上記のとおり経営交代などの甲斐なく、閉鎖前年・06年度は26万人と、約1/5まで落ち込んでいたということです。
閉鎖すれば当然、維持管理費が出ていくばかりで、昨年からの更なる不況の追い討ちでは新企画どころではなく、厄介払いをしたいというところでしょうか。
千葉・船橋にあった、これまたバブルの象徴・人工スキー場「ザウス(Spring・Summer・Autumn・Winter・Snow)」は、02年に閉館、03年に解体され、他用途に転換されています。
ここ宮崎のドームはロケーション上おいそれと他用途に転用できる場所でもありませんからイベント施設としての利用が提案されているようです。






Posted by 微笑みの貴公子 at 09:05│Comments(0)
│暮らし