風林火山
転倒してボブスレーの“そり”をかぶり、頭・背中で滑走していますが、首の骨など大丈夫でしょうか。
西日本新聞2010.2.28
転倒が続出したという“魔の第13カーブ(数字からして縁起が悪い)”を逆さまになって疾走する男子4人乗り日本チームの“そり”です。
着物美人でカラーリング金メダルの日本女子チームの“そり”の華やかさに較べ、この男子チームの“くすみ”ようはどうでしょう。
もともとあまりスマートさが感じられないボブスレーの“そり”に、“族”紛いの疾如風(速きこと風の如く)。
始祖の北畠顕家より武田信玄のほうで有名な“風林火山”の一節が日の丸?とともにペイントされています。
中途半端に戦争を知っている私などには、その鉛色の基色に白く“教科書体”で記した文字など、まるでゼロ戦の雰囲気です。
転倒・玉砕も厭わない“特攻精神”とでもいったらいいんでしょうか。
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