物騒な話

微笑みの貴公子

2008年02月10日 09:30

交換殺人をモチーフとした佐藤正午の新刊、「アンダーリポート」が西日本新聞紙上に紹介されていました。


解説のなかで塚崎謙太郎は書いています。


現実の世界で、交換殺人がニュースにならない理由を、佐藤さんは登場人物にこう語らせている


〈現実には誰もやったことがないか、現実には誰も失敗したことがないかのどちらか〉だと。


後者だったら、まったく物騒な話ですが、ある意味、バーチャルな世界が突然ふっと目の前に具現化したような、不思議な気分にさせられるコメントです。


他にミステリについて


ところで、


地元博多では、4年間都心も都心のど真ん中で空きビル状態を続けていた、旧岩田屋本館にパルコ進出、のニュースが。

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