ミステリは強し
昔はかなりのめりこんでいたミステリも、宮部みゆきの頃からはトンと近づく回数が少なくなり、ご無沙汰の昨今です。
世間何かというとミステリ、という構図はなかなか終わりそうになく、とくに『このミス』(宝島社・このミステリーがすごい!)、『文ミス』(文藝春秋・週刊文春ミステリーベスト10)が出るとそれを読むだけで、作品名・作家名を頭の片隅に入れてミステリとの繋がりを保とうとしている自分に気付かされます。
先日書店で平積みの文庫本の中で、上下巻の表紙装丁に
面白いものを見つけました。
今までにもあったものを私が気づかないだけだったのかもしれませんが、平積み展示を意識した気の利いたデザインだと感心しました。
桐野夏生は、1999年・『柔らかな頬』で第121回直木賞を受賞した、ハードボイルド系といわれてる女流作家ですよね。
ともに三井住友海上女子駅伝選手・土佐礼子や大平美樹などの中高(なかだか)系を連想させる容貌だと思われませんか。
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