以前ならウッズに喩えられれば喜べたのに

微笑みの貴公子

2010年02月07日 10:02




フロアマットに引っかかってアクセルペダルが戻らなくなり、暴走を続けて事故を起こした車のリコールに端を発し、次々と類似の不具合発覚でトヨタの屋台骨が揺らいでいます。


とくに、お家元が荒らされ、シェアを食いつぶされ続けているアメリカでは、ここぞとばかり攻撃を仕掛けてきつつあるようです。


西日本新聞2010.2.6夕


ここでは、同じように大衆の信頼を裏切り、またかとばかりに不具合が表に出るさまをタイガー・ウッズに比喩して書かれていますが、彼の場合本職はゴルフであり、本来は女性関係は二の次のことなのにそれで騒がれて気の毒、という部分もあるわけです。


朝青龍にしても、相撲が本職、プライベートにまで口出しするな、ということもないことはないんです。


ところがトヨタの場合は、本職部分の躓きですから言い逃れできないところが、比喩されているタイガーとは大きな違いがあり比べものにならないほどことは重大です。


同様トラブルで自主修理のフォード・モータースの発表、「ブレーキが利いていないと・・・(略)・・・心配ない」の言葉は、日本語に訳してもこのとおり、安心して納得できる表現です。


この訳者が優れているだけかもしれませんが、トヨタ上層部・広報にも見習っていただきたいフレーズです。


トヨタは昨年、1995年以来久し振りの創業家社長に変わったばかり、F1撤退の決断などで、ハイブリッドの時流・プリウス以下拡大の影から綻びが見え隠れしてきたのは、現社長が“その任にない”のか、はたまた生れた時が“悪いのか”(古い歌)。





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