隠れているパスワードはなんだったか?
“ブラウザに記憶させているから安心!”と思っていたけど、急にパスワードが必要になった!ということはありませんか?
パソコンの買換えやシステムのリカバリなどで、新たにパスワードの入力が必要な時、「****」や「●●●●」で隠されたパスワードを、ポップアップで表示したり、コピーしたりできるソフトが、イニシア株式会社の「Copi-XP」です。
最新版がたった999円のこのソフトは、10個までクリップボードに貯めおきが可能で、それらの順序を変えてペースとなりできる機能も持っています。
とても重宝して前のバージョンから長く使っていたのですが、V5.0になって非常にまずい現象が起きるようになりました。
一つは、ポップアップするパスワードの英文字のうち、pqなどの
デセンダー部分が切れてしまって、容易に
判別がつきかねる状態になってしまいます。
二つめは、「Copi-XP」が起動している環境で、“範囲指定“⇒“コピー”或いは“切り取り”を行っても、一回の操作では有効にならず、数回繰返さなければ目的を達しないという状況が起り、その試行錯誤を回避するため、「Copi-XP」を一時終了してその操作を行い、その後また起動する煩わしさを強いられる状況を招いています。
当初、この問題についてイニシア社にも問合せを送ってみましたが、よくあるおざなりな「調査しますので、使用環境を報せてくれ」という返信の後、こちらのそれに詳しい状況報告ののちは何の回答もありませんでした。
やはり、僅か1000円足らずのソフトに期待をかけたこちらが愚かだったのかと諦めつつ、期日を経て今「イニシア社問い合わせォーム
http://www.inisia.co.jp/support/inquire.html」にアクセスすると、も早はリンク切れ状態で、検索された「Copi-XP」の多数も同様表示されなくなっています。
VECTOR 始め、ダウンロードサイトには「Copi-XP」が残っているところもありますが、上のような現実を承知の上購入されないと高々999円とはいえ、不満の残る結果となりかねません。
また、ユーザーの不満に耐えかねたのか、イニシア社の他のソフトを含め「販売終了」を告げる
ダウンロードサイトもあります。
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