広告嫌い再・再び

微笑みの貴公子

2009年01月03日 10:10

WEB辞書・英辞郎で“スキップ(skip)”の用例を見ていましたところ、我が意を得たりと嬉しい情報を見つけました。


いわく、


CM飛ばしの影響 (2005-06)


野村総合研究所がハード・ディスク・レコーダー(HDR)の利用状況についてアンケートを行いました。


調査はHDRのCMスキップ機能に注目しました。


回答者の約23%が録画した番組を見る際、CMをすべて飛ばしていました。


過半数の人はコマーシャルの80%以上を飛ばしていると答えました。


そのため、年間約540億円の広告費が無駄になっています。


スポンサーは放送時間枠を商品の宣伝のために購入します。


しかし、コマーシャルは時間の無駄だと考える視聴者が大勢います。


同研究所は、企業は他の広告方法を検討しなければならないかもしれないと結論づけています。


この記事は、冒頭で判るとおり、2005年半ばのことらしいので、ブルーレイディスクに淘汰された次世代ハード・ディスク・レコーダー以前の機器についてのことでしょうが。


野村総研の分析どおり、企業がTVCMについて考えを改めてくれるとありがたいのですが、CMの流し方を一層あざとく本編を細切れにしてタメを取るなど、スキップし難くされたりすると虻蜂取らずになってしまいます。


心安らかにTV番組を見るのはなかなか大変なようです。



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