うがいって逆効果なの?

微笑みの貴公子

2008年11月27日 09:09

うがい薬も一般的な使用方法では、細菌感染の防止になるどころか、逆に感染しやすい身体にしているかもしれないという

西日本新聞の記事(11/25夕)です。


キーワードは“線毛運動”。

一般的なうがい薬を使用すると、数分後に線毛運動の動作が、1/20以下にまで低下したそうです。


これは、うがい薬は水で希釈するため、塩分濃度が生体内より低くなるためだそうで、それが浸透圧の差となって線毛運動をコントロールする細胞に影響を及ぼすということです。


ただ、一般的な使用法でも殺菌効果はあり、うがい薬が不要というわけではなく、塩分濃度を適切にすれば、線毛運動の低下にもならない、とあります。


でも、ここでは、塩分濃度を生体内と同一にするため、プロピレングリコールを使用すると、線毛運動の低下が押えられたとあるだけです。


“塩分濃度”という言葉だけが独り歩きして、素人の私たちには、プロピレングリコールであったから、線毛運動低下抑止に効果があったのか、ただ単に塩を加えてもだめなのか、一向に判りません。


冗談ながらいっそ、うがいは効果ナシと言ってくれれば、無精者にとっては大変ありがたいのですが。



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