2009年01月28日
常用漢字・差別用語
常用漢字に191字が追加され、2,131字になるそうです。
当用漢字・常用漢字などについてはさておき、「障害者」の「害」はもともと「礙(碍)」であるのに、当用漢字に含まれていないために同音の漢字に置き換えられていたものだそうです。
一部、過剰とも思える差別用語・放送禁止用語の徹底によって「めくら」「おし」「つんぼ」などという言葉をテレビなどで聞くことがなくなっている現在です。
ところが、Yahoo!動画-インターネット落語会-「味噌蔵」という噺の中で、鈴々舎わか馬が話しているのを聴き、ちょっと驚きました。
どんな人が来ているかわからない客を前にして、差しさわりのない話となると、「三(さん)ぼう」つまり「泥棒」「つんぼぅ」「けちんぼう」のことを口にすれば問題ない、とマクラを振っています。
「泥棒」は自分から名乗って文句を付けることはない、「つんぼぅ」は聞こえない、「けちん坊」は電車賃・木戸銭を払って落語を聴きにくることはないというわけです。
なるほどそのとおりですし、この洒落が通じるためには差別用語であれなんであれ気にしない度量が必要です。
このての発言には妙に及び腰の多い昨今、洒落を理解した発信元に拍手を送るとともに、どんな「ぼう」になっているか噺を楽しんでみてはどうでしょう、鈴々舎わか馬、二つ目とはいえなかなか達者な語り口です。
当用漢字・常用漢字などについてはさておき、「障害者」の「害」はもともと「礙(碍)」であるのに、当用漢字に含まれていないために同音の漢字に置き換えられていたものだそうです。
一部、過剰とも思える差別用語・放送禁止用語の徹底によって「めくら」「おし」「つんぼ」などという言葉をテレビなどで聞くことがなくなっている現在です。
ところが、Yahoo!動画-インターネット落語会-「味噌蔵」という噺の中で、鈴々舎わか馬が話しているのを聴き、ちょっと驚きました。
どんな人が来ているかわからない客を前にして、差しさわりのない話となると、「三(さん)ぼう」つまり「泥棒」「つんぼぅ」「けちんぼう」のことを口にすれば問題ない、とマクラを振っています。
「泥棒」は自分から名乗って文句を付けることはない、「つんぼぅ」は聞こえない、「けちん坊」は電車賃・木戸銭を払って落語を聴きにくることはないというわけです。
なるほどそのとおりですし、この洒落が通じるためには差別用語であれなんであれ気にしない度量が必要です。
このての発言には妙に及び腰の多い昨今、洒落を理解した発信元に拍手を送るとともに、どんな「ぼう」になっているか噺を楽しんでみてはどうでしょう、鈴々舎わか馬、二つ目とはいえなかなか達者な語り口です。
Posted by 微笑みの貴公子 at 22:24│Comments(0)
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