2008年11月21日
ローマ字表記
飯塚市内の案内標識等に、「IIZUKA」とローマ字表記されているのはおかしいのではないかとのコメントが掲載されていました。
学校で教える(古いことなので自信がありませんが、今もそうだと思います)“訓令式”でも“ヘボン式”でも、「づ」のローマ字表記は、「ZU」となっています。
だから「飯塚」も、ローマ字表記として「IIZUKA」で間違いではないものと思います、というより、「IIDUKA」が誤りでしょう。
もちろん「ず」も、“訓令式”・“ヘボン式”共に「ZU」ですから、PCのローマ字変換では区別せざるを得なく、「だ」行の子音はすべて「D」となっていて、「IIDUKA」でないと「飯塚」に変換しませんよね。
これは「続く」が「T(S)UDUKU」でないと変換しないのと同じことでしょう。
ローマ字表記には、国鉄時代から「駅名標ヘボン式ローマ字」というものもあり、例えば、新橋駅(JR東日本)は「Shimbashi」、「Bitchū-Kōjiro」(備中神代)、「Tamba-Ōyama」(丹波大山)などもあって、日本語の発音を厳密に辿れば私たち年代の者(少しは旧仮名遣いを知っている)にとっては一番ピッタリくる思いがあります。
また、「王」は本来「OU」なんでしょうが、「OH」表記も認められていることは、王監督の背中には「OH」とあったと思いましたが。
Posted by 微笑みの貴公子 at 09:09│Comments(0)
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