2009年12月08日
笑点・木久扇
お笑いの長寿番組「笑点」はお好きですか。
落語をはじめとしてお笑いが好きな方にも、現在の“けたたましい”ともいえる芸に対して、昔からの“おとなしい”笑いの代表が「笑点」というところでしょう。
いつもくだらない答だと、脳みその軽さを揶揄され、副業のラーメンの不味さを喧伝されていますが、清水昆に弟子入りしていたこともある絵の腕など、落語の上手さはともかく豊かな芸術性も持ち合わせています。
「笑点」でも、時として秀逸な答を出していて、感心したものに次のような解答がありました。
江戸時代の川柳、“寝てる子を あやして亭主 叱られる”の“叱られる”を活かした句を作る問題で、
“ラーメンを 送っただけで 叱られる”
作詞家になって歌詞の一節を作る問題では、
“あなたが噛んだ 小指が膿(う)んだ”
“あなたが噛んだ 小指が痛い”って、伊東ゆかりや「小指の思い出」をご存知の方はどのくらいいらっしゃるんでしょう。
それだけ「笑点」は「水戸黄門」にも似た、大いなるマンネリでお年寄りを落着かせ、安心させる番組ともいえるんでしょう。
小遊三がよく言う、「平家(へいけ)の出だと思っていたら、平屋(ひらや)の出だった」も秀逸な台詞です。
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