2009年10月11日
銭湯
あらためて言われるまでもなく随分と見かけなくなった“銭湯”、経営環境はますます厳しく、存続の危機脱出に懸命だとか。
西日本新聞2009.10.10夕
業態が別分類される近頃流行の“スーパー銭湯”とは違い、古来のいわゆる“銭湯”は福岡市内にたった21軒しかないんだそうです。
古典落語の時代は銭湯が当たり前で、“湯屋番”という噺もありますし、江戸っ子の強情・負けず嫌いを扱った“まくら”もよく演じられます。
常連の町内の年寄りが熱い一番風呂に入っているところへやってきた八っつぁん・熊さん、
湯加減を見て熱いのに驚いている八っつぁんに、熊「どうだい湯加減は?」、八「うぅんぬるいや、さっきめだかが泳いでたくれぇだ」と強がるので熊さんも確かめてみてその熱いのに驚きながらも、
2人して我慢して入り、一緒にうなりながら、「ぬるい湯に入ってる時に動くんじゃねぇ」「なんか喋るな」などとひとしきり。
「銭湯」のことを「湯(ゆぅ)」あるいは「ゆぅや(湯屋)」と言い、「ちょいと湯(ゆ)ぅ行ってくらぁ」という言い回しは、実に粋に聞こえる江戸弁です。
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