2009年09月16日
ナルセペダル
「ナルセペダル」という、変な形のアクセル(ブレーキ)ペダルが紹介されていました。
-西日本新聞209.9.14-
アクセルとブレーキの踏み間違いをなくすために開発されたもので、すでに実車でも使用できるもののようです。
写真で見ると、足型いっぱいの大きさのペダルで、その右側にあるレバー状のアクセルを左右に振って速度を調節するようです。
これにより、アクセル・ブレーキの踏み違いをなくし、空走時間も減らそうというものです。
文中「一般市民7人の平均で通常のペダルより1.6メートル手前で停車した」とありますが、こんな書き方で比較できますか?
ブレーキを踏み始めるときの走行速度を示さないで、単に1.6メートルの差が出たといわれても、出発・到着地点を示さずに、新幹線と在来線の所要時間差は30分といっているようなものです。
また、使用者の話として「・・・普及しないのはおかしい」とあります。
認知度の低さ、10万円の負担増は各人の考え方に任せるとしても、少なくともこれから先10年は普及しない最大の理由が私には分かります。
そもそも、日本人にはまだまだ車の“運転が好き”な人がいるということ。
ということは、何もかも機械に操られるような操作を嫌い、アクセルを“踏み込んで”車速が増すリニア感を好むということです。
「間違ってアクセルを踏み、速度が増しているにも拘らず、更に間違ったペダルをより強く踏むような行為はどう考えてもおかしい」と思っている人が多いということじゃないでしょうか。
-西日本新聞209.9.14-
アクセルとブレーキの踏み間違いをなくすために開発されたもので、すでに実車でも使用できるもののようです。
写真で見ると、足型いっぱいの大きさのペダルで、その右側にあるレバー状のアクセルを左右に振って速度を調節するようです。
これにより、アクセル・ブレーキの踏み違いをなくし、空走時間も減らそうというものです。
文中「一般市民7人の平均で通常のペダルより1.6メートル手前で停車した」とありますが、こんな書き方で比較できますか?
ブレーキを踏み始めるときの走行速度を示さないで、単に1.6メートルの差が出たといわれても、出発・到着地点を示さずに、新幹線と在来線の所要時間差は30分といっているようなものです。
また、使用者の話として「・・・普及しないのはおかしい」とあります。
認知度の低さ、10万円の負担増は各人の考え方に任せるとしても、少なくともこれから先10年は普及しない最大の理由が私には分かります。
そもそも、日本人にはまだまだ車の“運転が好き”な人がいるということ。
ということは、何もかも機械に操られるような操作を嫌い、アクセルを“踏み込んで”車速が増すリニア感を好むということです。
「間違ってアクセルを踏み、速度が増しているにも拘らず、更に間違ったペダルをより強く踏むような行為はどう考えてもおかしい」と思っている人が多いということじゃないでしょうか。