微笑みの貴公子・洗顔石鹸

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男子マラソン惨敗（と言ったら叱られますか、私の中では、派遣選手の顔ぶれと世界レベルのタイムを比べて、佐藤の入賞がいいところと思っていましたから、予想的中とも言えるんですが）の１日後の女子マラソン。


正直なところ、２位、それも尾崎というのと同時に、加納の７位もまったくの予想外でした。


暑さはある程度各選手平等に相対した敵であって、レース全体の流れが日本人選手向きのペースだったことが大いに味方した結果だったと思います。


日本選手の中では、解説で暑さに弱い（らしい）といい、またレース前足の小故障があったという赤羽が、本来であれば優勝できたと思われるような記録・上位入賞者の顔ぶれでもありました。


ないものねだりになりますが、一昨年の故障がなければ、野口が北京・ベルリンと、五輪・世陸を連覇できたレース経過・エントリーリストだったのにと残念です。


尾崎がスパート勝負で破れた白雪は無名（日本のマラソンにも参戦しているそうですが）の20歳とか。


かって馬軍団に率いられ、アフリカ勢を凌駕する長距離王国だった中国長距離選手層の厚さはさすがです。


記録的に、ラドクリフを超える日本人は出ないでしょうが、レースで勝つ“金”を狙うなら、小林（祐梨子）あたりのマラソン転向を待つしかないのではないでしょうか。