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2009年08月14日

夜の交差点

西日本新聞2009.8.12夕法定スピードで走れば、連続する信号機の赤に止められることなく走り抜けられるように信号機をコンピュータ制御する。


-西日本新聞2009.8.12夕-


記事によりますと、06年から県内数箇所に導入しているとありますが、もっと以前、(福岡市)昭和通りの信号機について同じような趣旨の設定を行っているという話を聞いた覚えがありますが、思い違いだったんでしょうか。


今回のこの試み、赤傍線部分に実は問題を抱えています。


交通行政はただ単に事故を減らせばよいというものではないという点です。


文中取り上げられている、6.8Kmの区間についての検証ですが、速度オーバーで走行すると導入前に較べて4.5分遅くなる、とあります。


4.5分というものの相対量が分かりませんので、仮に導入前にこの区間を走りぬけるのに20分かかっていたとしましょう(これは時速20.4Km/hの速さになります)。


そうすると、導入後速度オーバーで走ると、24.5分かかるということになります。


速度オーバーは危険なだけでなく、時間まで損をして良いことない、ということになります?


だけど続けて「指定の速度で走った場合と比べ、走り抜ける時間にもほとんど差がない」とありますので、導入後は結局どんな走り方をしても、導入前に比べて4.5分以上遅くなっているわけです。


導入前後の所要時間差4.5分は、4.5/20=22.5%もの遅れをもたらしているわけです。


要は、遅く走らされているわけで、そりゃ事故も減るでしょうが、安部誠治は交通政策論から、「物流の観点から見た経済性とのバランスがかぎになるだろう」(後半赤傍線部分)と。


ここが実は一番の“キモ”なわけですが、本方式礼賛一辺倒の記事に冷や水を浴びせたといえなくもないこのコメントは、報道センター・久知邦によって、申し訳の“チョンの間”に追いやられています。


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Posted by 微笑みの貴公子 at 10:09Comments(0)暮らし