2009年02月05日
脆弱な根拠
福岡市・こども病院移転につき、現地立替費の再見積りに関する“メモ”の取扱いにつき「テレホンプラザ」に投書がありました。
-西日本新聞2009.2.3(夕)-
そもそも、一旦有料できちんと契約したコンサルタント会社に概算算出を依頼しておきながら、その金額の正確性をゼネコン3社に無料で検討依頼するなどは、個人建築主が個人の伝(つて)を頼って、手当たり次第に自宅建築の見積を取っているのと、一向に変わらない行為です。
一概に、有料だから正確、無料だからそうではないとばかりは言えませんが、現地立替費用を算出するのが並大抵の作業量でないことは常識で考えてもわかることです。
それをゼネコンが損得抜きにサービスで行うなどこれまた常識では考えられないところで、むしろ依頼する市側の非常識さを疑います。
根拠のメモさえないものに対する数字をどうこう言うなど、1万円しか貸していないのに「もう捨てたが、2万円借用と書いたメモが存在していた」と言っているのと同じで、とてもまともな主張とは思えません。