2008年12月13日
立ち居振る舞い
NHK福岡放送局・平成20年度福岡発地域ドラマ「博多はたおと」が昨夜放映されました。
主演の星野真里は12月5日、NHK福岡放送局で和服会見し、12月6日昼には、通常放送・上沼恵美子の出番(お笑い笑百科)を奪って番宣を兼ねた形で、総合TVにも出演(地区限定)していました。
星野真理といえば、拙遅(拙速でなく巧遅でもない)な答に困り、“笑い”を学習しないことをさんざん明石家さんまにさわられている“御殿“の得がたいゲストの一人でもありまが、この星野が当然の和服姿で登場した承天寺の座敷でのインタヴュー、ある意味“和”の心も主張する本編の周辺情報としてはあまりにもいい加減な作りであったような気がします。
和室の作法があまりにも“おざなり”というより、“なおざり”にされている感があったからです。
同じく和服を着たアナウンサーが、とりあえずきちんと座布団に着座したのに対し星野は、座る前に2・3度座布団の上で足踏みしながら身体の向きを変え正面を向いてから、やおら着座したのでした。
しかも星野は対話の中でアナの「普段和服を着ることは?」の質問に対し、「時代劇で着る機会もあるし、母がよく着るので、私も普通の人よりは多く着用してると思う」といった意の言葉を発しているんです。
座布団を踏みつける動作を見て、この言葉を聞いて、星野のお母さんがどう思ったかに興味津津(しんしん)です。
でも、星野のお母さんの年代でしたら、なんとも思ってないかもしれませんね。
「和服姿の私のことを・・」と微笑んでいらっしゃるのかも。
作法を理解している人が少なくなっている現在とはいえ、正しく座ったアナウンサーがいるんですから、この場面を撮り直さなかった(直せなかった・・・時間の制約或いは無知のため?)制作者がもっとも責められるのかもしれません。
このような前振りを観てしまったせいもあるかもしれませんが、私にはドラマ自体、良くも悪くもNHK臭芬芬(ふんぷん)たるもので、何か有頂天になって作りすぎ、浮いた感じの映像となっている点も、ある意味予想通りの代物でした。
主演の星野真里は12月5日、NHK福岡放送局で和服会見し、12月6日昼には、通常放送・上沼恵美子の出番(お笑い笑百科)を奪って番宣を兼ねた形で、総合TVにも出演(地区限定)していました。
星野真理といえば、拙遅(拙速でなく巧遅でもない)な答に困り、“笑い”を学習しないことをさんざん明石家さんまにさわられている“御殿“の得がたいゲストの一人でもありまが、この星野が当然の和服姿で登場した承天寺の座敷でのインタヴュー、ある意味“和”の心も主張する本編の周辺情報としてはあまりにもいい加減な作りであったような気がします。
和室の作法があまりにも“おざなり”というより、“なおざり”にされている感があったからです。
同じく和服を着たアナウンサーが、とりあえずきちんと座布団に着座したのに対し星野は、座る前に2・3度座布団の上で足踏みしながら身体の向きを変え正面を向いてから、やおら着座したのでした。
しかも星野は対話の中でアナの「普段和服を着ることは?」の質問に対し、「時代劇で着る機会もあるし、母がよく着るので、私も普通の人よりは多く着用してると思う」といった意の言葉を発しているんです。
座布団を踏みつける動作を見て、この言葉を聞いて、星野のお母さんがどう思ったかに興味津津(しんしん)です。
でも、星野のお母さんの年代でしたら、なんとも思ってないかもしれませんね。
「和服姿の私のことを・・」と微笑んでいらっしゃるのかも。
作法を理解している人が少なくなっている現在とはいえ、正しく座ったアナウンサーがいるんですから、この場面を撮り直さなかった(直せなかった・・・時間の制約或いは無知のため?)制作者がもっとも責められるのかもしれません。
このような前振りを観てしまったせいもあるかもしれませんが、私にはドラマ自体、良くも悪くもNHK臭芬芬(ふんぷん)たるもので、何か有頂天になって作りすぎ、浮いた感じの映像となっている点も、ある意味予想通りの代物でした。