2008年11月24日
でも読んだことある?
重厚文学を漫画にした「漫画で読破」が話題になり、発行部数はうなぎのぼりとか。 -西日本新聞2008.11.22夕-
ケータイ小説などの伝で、挑戦が躊躇される大作を手軽にということで、置き換えられた漫画に人が集まったんでしょう。
登場人物のイメージを固定化したり、解釈を狭めたりすることへの懸念、さらには、作家と漫画家の主張を混同してしまう虞を指摘する言語文化教授の声も紹介されていましたが、クイズ番組流行の昨今、雑学知識として、果ては、受験対策にまで応用しようという魂胆もあるんじゃないでしょうか。
年代のせいか、なかなか漫画には馴染めないんですが、それといって何かと話題の「蟹工船」や「戦争と平和」などにあらためて挑む“蛮勇”も持ち合わせません。
このての作の中でも、とくに難解との形容詞がつくジョイスの「ユリシーズ」が漫画化されればやや触手が動くかなといったところですが、こういった地味な作品の漫画化は躊躇されるところでしょうね。
って、もしかして既刊になってたりして。
ケータイ小説などの伝で、挑戦が躊躇される大作を手軽にということで、置き換えられた漫画に人が集まったんでしょう。
登場人物のイメージを固定化したり、解釈を狭めたりすることへの懸念、さらには、作家と漫画家の主張を混同してしまう虞を指摘する言語文化教授の声も紹介されていましたが、クイズ番組流行の昨今、雑学知識として、果ては、受験対策にまで応用しようという魂胆もあるんじゃないでしょうか。
年代のせいか、なかなか漫画には馴染めないんですが、それといって何かと話題の「蟹工船」や「戦争と平和」などにあらためて挑む“蛮勇”も持ち合わせません。
このての作の中でも、とくに難解との形容詞がつくジョイスの「ユリシーズ」が漫画化されればやや触手が動くかなといったところですが、こういった地味な作品の漫画化は躊躇されるところでしょうね。
って、もしかして既刊になってたりして。