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2008年01月28日

リディア・シモンもまだ走っています・大阪国際女子マラソン

優勝宣言の福士27日、大阪国際女子マラソンは、マラソン初挑戦の福士以外のスター不在の中、その福士も、以後のマラソン参戦の可能性すら見出せないまま、ゴールを迎えました。


外国人選手はさらに寂しく、エントリリストには、既に色褪せつつあるリディア・シモンの名があるくらいで、英国2位の記録を持つとはいえ、同1位のラドクリフに遅れること約10分というマーラ・ヤマウチが結局優勝をさらいました。


福士の参戦を知ったシモンが「福士さんは彼女なりにレースをイメージしていると思うけど、私にも作戦がある。マラソンはそんなに生易しい競技じゃないわよ」と言っていたとおり、その挑戦は無残なものとなりました。


準備として定番の40KM走はやらず、31KM走一回で臨んだそうで、福士のキャラクターがなければ、「不遜」とも取られかねない参戦でした。


マラソンには「もしかして」は起らないものだとあらためて思い知らされたレースでもありました。


ハイレ・ゲブラセラシェからの「マラソンはイージーだ」という言葉を頭から信じたわけでもないでしょうが、彼我の能力の違いを認識できなかったということでしょうか。


マラソン、福士に対してはシモンの言葉のほうが正解だったということになります。


トップレヴェルとは言いがたいメンバーと低調な記録に引きずられて、扇まどか(十八銀行)、奥永美香(九電工)、藤川亜希(資生堂・元ラララ(寿屋))など九州でお馴染みの名が、なかなか芽の出ない大越一恵(ダイハツ)などを抑え、トップ10に顔を出し全国区となりました。  


Posted by 微笑みの貴公子 at 14:04Comments(0)スポーツ