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2007年12月27日

新聞屋さん、チョット大袈裟過ぎじゃありませんか

飛び移る西日本新聞12/25に、「地上十数㍍飛び移り侵入盗」という記事がありました。


マンションの通路からベランダや出窓に飛び移る、お古い私は、ヒッチコック、グレイス・ケリーの“泥棒成金”を思い出しました。


それこそ、別荘や邸宅の屋根から屋根に飛び移って、富豪の宝石類を盗み出すという、“猫”と呼ばれる泥棒が登場します。


この“猫”から、原題は「To Catch a Thief」で、身軽な猫から連想するにはやや身重そうなケイリー・グラントが“往年”の猫に扮しているのもご愛嬌でした。


ところで、今回の記事を読んでみますと、子供が飛び移ったとされる写真の個所は、共用廊下から出窓の突起部分の離れは約四十㌢とあります。


いくら子供とはいえ、小6ですから四十㌢は通常の一歩でしょう。


ドラマチックに仕立てたいからといって、これを“飛び移る”というのは少々無理があるのではないですか。


映画とは違い現実にはおそらく、壁に身をあずけ、じわりと一歩を踏み出したのでしょうから。


ちなみに、ヒッチコックはこの映画では、警察に踏み込まれた主人公がバスで逃げる際、隣に座る乗客を演じていました。  


Posted by 微笑みの貴公子 at 09:01Comments(0)ニュース