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2007年11月07日

久し振りの西部劇

終戦直後の小学校では、今ではすっかり聞くことのなくなった「ボール紙(当時は馬糞紙と言っていた)」を地図の等高線の形に切り抜き、低いところから高い方へ順に貼り付けてゆき、紙の厚みによって立体地形図を作ることが授業で行われていました。


等高線を密にしていくと、紙の厚さと、下の紙との平面上のズレとが同じような分量になり、サンドペーパーで斜めに削っていくことにより、かなり滑らかな山肌が形作られもしました。


下は、この技法を利用して、ある男の子が制作したピストルです。-こちらは本物


クリックすると拡大します


ボール紙を張り合わせた上からさらにべったりと糊を塗り、サンドペーパーで磨いて角を落とし丸く仕上ています。


リボルバーの部分は、十分な枚数紙を重ねる根気を持ち合わせなかったため、正面から見ると円になる前の楕円形状をしています。


西部劇映画でガンマンがやるように、この子もトリガー(引き金)カードに指を入れ、クルクルと回して遊んでいましたので、酷使に耐え切れずこの部分の紙は剥がれ始め、撃鉄・照星は最早潰れてしまっています。


実際の拳銃の重さは1kg程度あるそうですから、ガンプレイの練習では、怪我も絶えなかったのではないでしょうか。


カーク・ダグラス主演の「星のない男」では、主人公デンプシー・レイは、練習中のミスで前歯を欠いたという設定になっていました。  


Posted by 微笑みの貴公子 at 09:02Comments(0)西部劇