2009年12月07日
第63回福岡国際マラソン・結果
昨日行われた第63回福岡国際マラソンは、いわばすべて予想通りの結果、いえ、予想以上ともいえるスピードレースでした。
そして、案の定佐藤智之は失速し、自己記録更新どころではなく、完走するのもやっとといった不甲斐ない結果に終りました。
今回日本人で唯一颯爽としていたのはペースメーカーの三津谷(トヨタ自動車九州)だったというのはレースに関係ない部分なだけに寂しい限りでした。
ヤヤ飛び跳ね気味の運脚、ちょっと器械仕掛けを思わせる腕振りという独特のフォームで、正確に3分/Kmのラップを刻みました。
福岡では2年前から、ややもするとラップが乱れがちな外国人ペースメーカーを危惧して、通常より短い距離に限定した日本人ペースメーカーを走らせていますが、ロードの15~20Kmというのはさすがに駅伝で鍛えられているあって、見事な走りをします。
駅伝といえば、佐藤智之です。12/5に書きました悪い予感どおりの結果に終ったのは、九州一周、実業団毎日と続けざまの駅伝、とくに後者はマイナスに作用したんではないでしょうか。
望月次朗さんが本ブログに
コメント1
コメント2
を寄せられているとおりの、“実業団駅伝の弊害”が出ているのかもしれませんね。
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2009年12月05日
第63回福岡国際マラソン
明日は地元で第63回福岡国際マラソンが行われます。
このマラソンは、「マラソンの父」金栗四三の故郷熊本市で1947年、第1回大会が開催されたのが始まりだそうです。
当初、開催地も各地を転々としていたのが、1959年第13回から開催地を福岡に固定され、長距離王国(と云われた)九州・福岡冬の風物詩です。
西日本新聞2009.12.5によりますと、日本の招待選手は佐藤智之ただ一人という寂しさで、順当にいけば昨年優勝・大会記録保持者のツェガエ・ケベデの圧勝に終りそうです。
紙上でも、九州一周駅伝での好調さから期待されている佐藤ですが、実際のところどうなんでしょう。
同駅伝後 11/23の毎日駅伝で、格下の今井(トヨタ自動車九州)はともかく、中野(安川電機)にまで競り負けたレースぶりは、本マラソン調整中のためで問題なしなのかの不安が残ります。
とともに記事中、「2時間6分台での、自己記録 2.9.43 の更新を」など、この年齢のランナーにとっては明らかに無理でしょう。
また、福岡国際マラソンといえば、wikipediaによりますと「歴代優勝者の足型とサイン入りのプレートが博多駅博多口広場に埋め込まれている」とありますが、工事中、改装完成後にはどのような形となるんでしょう。
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2009年11月27日
中野良平って
11/24、九州実業団毎日駅伝では、安川電機勝利の立役者・アンカー中野良平について十分書けていませんでしたので、今日は少し蒸し返します。
中野は、九州一周駅伝では2日目・6日目に出走してともに区間2位、それぞれ旭化成の堀端、佐々木(悟)に敗れています。
そして第3走・10日目の1区でこれも旭化成の白石に勝ち、唯一の区間賞を取っています。
(この九州一周駅伝10日目1区は、今回の毎日駅伝最終区の逆走です、つまり中野は、約2週間を隔ててここを往復したことになります。)
相手が旭化成の強豪だったとはいえ、区間賞1個(/3)というのは福岡チームというより納戸賞の平野を筆頭とする安川電機の他の精鋭達の中では、あまり目立たないといってよい存在でした。
今回最終区で対決した旭化成・佐藤は、マラソン実績はもとより、10000メートルの自己記録は28分32秒00という、高卒鍛え上げエース中のエースです。
対するに中野の10000メートル自己記録は、約1分劣る29分26秒02、しかも実績を伴う“格”の違いはこの記録差以上に重圧となってのしかかるはずでした。
ところが、6秒差を一旦並ばれて万事休すかと思ったところから離されることなく食らいつき、気後れするどころかタイミングの良いロングスパートで押し切ってしまったんですから、驚きでした。
一方、飛松は言わずもがな、安川電機にあって、九州一周駅伝での無敵振りが頭に残っていたため、もう一つ満足いかなかったのが平野の走りでした。
トヨタ自動車九州・中崎に1秒遅れで区間賞を逃したのは、九州一周駅伝・納戸賞のイメージからすると、相手が好調時の三津谷・大野などではなかった点で、私の中では一寸期待はずれでした。
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2009年11月24日
九州実業団毎日駅伝
↑昨年のスタート風景
ニューイヤー駅伝の予選を兼ねた九州実業団毎日駅伝が行われ、その録画ダイジェスト版TV放映を見ました。
先の九州一周駅伝では、福岡に肉薄した宮崎の主力(というよりほぼ全て)となった旭化成本命、対抗安川電機の図式と予想し、地元安川あわよくばを期待しつつ、実際にはすでに出ている結果を敢えてwebなどで検索することなくライブのつもりで見ました。
レースがスタートして、1区のエントリー安川電機・飛松を確認した段階で、旭化成の安泰と、安川電機の昨年以上の“コケ”を覚悟しました。
一月前の九州一周駅伝の飛松のブレーキを思い出さざるを得なかったからです。
案の定安川電機は旭化成に遅れること1分24秒で襷を繋ぎました。
ところが、あと一歩かっての爆発的強さを発揮できないでいる旭化成の現状を表すかのように、2区以下の佐々木・堀端・河添・足立・白石すべて区間3位と、もう一つ2位以下を突き放せません。
一方安川は、2区区間賞立石の一気の追い上げ、5区・九州一周駅伝納戸賞平野の力走などで旭化成を逆転します。
しかし安川は、6区種子野が旨く繋いだものの、アンカーに襷が渡った段階で、戦い前山頭か監督が30秒は欲しいといっていた旭化成との差は僅か6秒、エース中のエース佐藤に対するに安川のアンカーはルーキー中野。
中継後すぐに佐藤に並ばれ前に出られた中野、後ろから追って来たトヨタ自動車九州今井の画面から現実の結果は到底予想できませんでした。
佐藤が2週間後に出走の福岡国際マラソンに向け調整中という、スピードの切れを欠いている時期とはいえ、絶妙のタイミングでスパート、突き放しゴールした中野は確かに九州一周駅伝で力をつけていました。
ところで、レースそのものの面白さの陰に隠れ、録画番組は次のようにB級以下でした。
番組スポンサー九電工に阿(おもね)った録画編集。
実況茅野正昌の“トチリ”オンパレード(度重なる安川電機と旭化成の言い間違いなど)。
駅伝ナビゲーター(とか訳分からない肩書き)川添麻美の妙にテンションを上げた“痛い”浮きまくったコメント。
だけど、元日は両チームとも一段も二段もギアを上げなければ、昨年の旭化成“秒差”3位を上回ることは難しそうです。
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2009年11月08日
九州一周駅伝・納戸賞(MVP)
福岡・平野、大分・治郎丸がともに、区間賞4個・区間新1個とまったく同じ条件で並んでいましたが、やはり優勝チームで勝利に貢献ということからでしょう、福岡・平野が納戸賞(MVP)を受けました。
それにしても11/7新聞に紹介されて初めて、本当に珍しい(というより“初”かもしれませんが)福岡・宮崎、かっての山口以外から出た区間賞4個のランナーの素性を知り、この実力に納得がいきました。
西日本新聞の九州一周駅伝WEBページですが、相変わらず見にくい箇所・昨年までより退化した箇所が見受けられます。
まず、退化した箇所ですが、各県メンバー紹介内容に今年は出身校が省かれていた点です。
上にある、治郎丸の例でもわかるとおり、抜群の活躍をしてこそこのように取り上げられますが、そうでもなければ、市民ランナー群の中に埋もれてしまい、隠れた実力を慮ることもできません。
昨年までのように出身校はぜひ紹介すべきだと思います。
次に見にくい箇所の第1点ですが、上記URL「トップページ」の「日間記録」を見に行くと、9日目なら9日目、その一日の日間記録しか見れません。
それではと、「累計記録」をクリックすると、9日目なら9日目単独の日間記録が読めません。
あくまでも9日目までの累計(合計)記録が掲載されているのみで、単日の日間記録は前後の累計記録の差を計算しなければならないんです。
当日しか日間記録は見ないと勝手な解釈をしているんでしょうか。
第2点は、「区間記録」を見に行くと、このように各区間の距離の記入がありません。
区間距離を知るためには、「コース図」を見なければいけませんが、この図がまた描きかたが拙く、距離の数字が地名と地名の間にうまく配置できていませんので、簡単に前後どちらの区間の数字なのか判別に苦しみます。
3点拙い箇所を上げましたが、これがウェブショップだったらまず買ってもらえないかと思います。
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2009年11月07日
九州一周駅伝最終日・続き
納戸賞の発表記事がまだ見つかりません。
昨日書いたとおり、福岡・平野と大分・治郎丸ともに、区間賞4、区間新1でまったく並んでいます。
福岡が優勝チームですから平野がヤヤ有利なんでしょうか。
福岡・宮崎各選手の出走・順位表、
各選手ごとの順位表を作ってみました。
昨日書いたとおり、福岡・平野と大分・治郎丸ともに、区間賞4、区間新1でまったく並んでいます。
福岡が優勝チームですから平野がヤヤ有利なんでしょうか。
福岡・宮崎各選手の出走・順位表、
各選手ごとの順位表を作ってみました。
2009年11月07日
九州一周駅伝・最終日-速報
安全圏に入っていた福岡が5連覇を達成しました。
昨日予想した最終日各区の勝負の結果は下のとおりになりました。
(予想 ⇒ 結果)
中野VS白石、イーブン ⇒ 中野・14秒
平野VS堀端、平野・30秒 ⇒ 平野・1分22秒(福岡・0分36秒)
立石VS大西、イーブン ⇒ 立石・37秒(福岡・2分13秒)
飛松VS河添、飛松・30秒 ⇒ 飛松・02秒(福岡・2分15秒)
酒井VS宮崎、宮崎・30秒 ⇒ 酒井・05秒(福岡・2分20秒)
今村VS領家、イーブン ⇒ 今村・2分06秒(福岡・4分26秒)
前田VS荒川、前田・1分 ⇒ 前田・1分28秒(福岡・5分54秒)
昨日日間2位という誤算から生まれた宮崎の諦めムードは、今日最終日1区で福岡を少なくとも30秒以上リードするという最小限の望を断たれた時点で、完全な絶望モードに入ってしまい、逆に気持ちよく走った福岡に全区間でリードされてしまいました。
振り返ると、トヨタ自動車九州・九電工・安川電機さらに黒崎播磨・西鉄という複数の実業団vsほぼ旭化成という選手層の勝負で福岡の優位は否めませんでした。
この差、今年の勝負の行方を左右した9日目のレースに表れた気がします。
この日1区で、前々日・前日に続き3日連続で犯したブレーキを、小畑・大津と新鋭陣の健闘で取り返し、結果的に累計の貯金を上積みした9日目こそが今年の勝敗の分かれ目でした。
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2009年11月07日
九州一周駅伝最終日
長崎の阿部に8秒差で区間賞を譲ったものの、昔なら2枚も3枚も格上の
宮崎・小島(忠幸)に1分差をつけた福岡の新鋭種子野(3選手とも区間新)
ちょうど今、九州一周駅伝最終日のスタートが切られたことでしょう。
昨日ゴール後発表された宮崎のメンバーに佐藤・清水・渡辺(特に佐藤)が入っていないのを見て、福岡の優勝を確信しました。
それを補完したのが、昨日のレース結果でした。
昨日・9日目の福岡は、1区のブレーキではらはらさせられましたが、種子野・岩見の思わぬ大ブレーク(ブレーキとは大違い)により、本当に思いがけない日間首位を逆転で手繰り寄せることができました。
さて今日のメンバーですが、福岡の出走者は7人中5人が昨日予想したとおりだったものの、宮崎は3人しか的中しませんでした。
佐藤をはじめ旭化成のエース連は、12月6日に行われる福岡国際マラソン出場に備えて、本来は当然入るべき出走リストから外れたのかもしれません。
福岡のエース・前田も同じ理由から、本日が3回目の出走ということで、フル・4走を避けているのかもしれません。
本日のレース展開ですが、
中野VS白石、イーブン(どちらも区間2位候補)
平野VS堀端、平野・30秒
立石VS大西、イーブン(名前の格上は立石だけど今期前2走で大西も好調)
飛松VS河添、飛松・30秒(今期ヤヤ力の落ちた感のある飛松ながら、地元で奮起に期待)
酒井VS宮崎、宮崎・30秒(酒井は7日目1区でブレーキの不安あり、大差の可能性も)
今村VS領家、イーブン(今村の前走がもひとつでしたが、領家が今期初出走のため)
前田VS荒川、前田・1分(名前の格、今期の調子どちらをとっても前田の圧勝)
ということで、合計1分30秒福岡の先着という予想が出ました。
さて、実際はどうなるでしょうか。
また、MVP・納戸賞の定義を正確に知りませんのでなんともいえませんが(「区間賞4個・区間新あり」に「優勝に貢献」がどの程度の比重で考えられるのか)、まず区間賞4個は大分の治郎丸が昨日達成しており、そして本日4個目を獲得するであろう福岡・平野あたりになるのでしょうか。
このどちらかになるようなら、例年とまったく違う新しい名前が誕生することになります。
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2009年11月06日
九州一周駅伝・9日目2区まで
最終日を前にした福岡にとっての命題を書いたばかりのところを、昨日に続いてまたまた福岡は1区で大ブレーキ、宮崎に2分以上のリードを許しています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
さて明日の最終日ですが、福岡に例年のような地元の優位さはありません。
三津谷・今井などのエースを欠き、前田以外に絶対的エースがいません。
起用されると思われる選手は、黒木文太・前田和浩・平野護は確実と思われ、高井和治・飛松あたりが次に考えられますが、あとの2人は誰でしょうか。
ローテーションから見ると今村・塚本・中野のなからということになりますが、いずれも下に予想する宮崎の各選手に名前負けしています。
これに対し宮崎は、佐藤智之・大西智也・清水将也・豊後友章が確実なところでしょう。
あとの3人が難しいところですが、中3日を守っている福岡に対して、中1日もいとわず出走させている宮崎のことですから、佐々木悟・渡辺史侑、さらに河添俊司・白石賢一のどちらか、というところではないでしょうか。
最長16.5Kmという最終日のコースは、大砲・佐藤に大逃げをされないためにも、福岡にとってはヤヤ救いとなるコースです。
(書き進めているうちに)
11:30現在の速報では、2/8区を終って宮崎が福岡を3分弱リードしています。
この段階で宮崎は、11/2に書いた福岡・井上監督と同じ思いで、総合優勝をほぼ確信したのではないでしょうか。
(さらに)
3区では今村が思いがけずも宮崎との差を1分半詰め、タイム差1分半弱の位置にまで追い詰めました、500メートルくらいの差というところでしょうか。
4区は、宮崎は本日の弱点の区間ですからうまくすると小畑が逆転、あるいは秒差まで迫ることを期待しています。(11:39)
しかし、4・5区を順調に進めても、続く6・7区で、石見は見劣りし、竹内は今期不調そうなので、この2区間で負けた差そのままが今日の福岡のビハインドになりそう、ですか?(12:15)
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
さて明日の最終日ですが、福岡に例年のような地元の優位さはありません。
三津谷・今井などのエースを欠き、前田以外に絶対的エースがいません。
起用されると思われる選手は、黒木文太・前田和浩・平野護は確実と思われ、高井和治・飛松あたりが次に考えられますが、あとの2人は誰でしょうか。
ローテーションから見ると今村・塚本・中野のなからということになりますが、いずれも下に予想する宮崎の各選手に名前負けしています。
これに対し宮崎は、佐藤智之・大西智也・清水将也・豊後友章が確実なところでしょう。
あとの3人が難しいところですが、中3日を守っている福岡に対して、中1日もいとわず出走させている宮崎のことですから、佐々木悟・渡辺史侑、さらに河添俊司・白石賢一のどちらか、というところではないでしょうか。
最長16.5Kmという最終日のコースは、大砲・佐藤に大逃げをされないためにも、福岡にとってはヤヤ救いとなるコースです。
(書き進めているうちに)
11:30現在の速報では、2/8区を終って宮崎が福岡を3分弱リードしています。
この段階で宮崎は、11/2に書いた福岡・井上監督と同じ思いで、総合優勝をほぼ確信したのではないでしょうか。
(さらに)
3区では今村が思いがけずも宮崎との差を1分半詰め、タイム差1分半弱の位置にまで追い詰めました、500メートルくらいの差というところでしょうか。
4区は、宮崎は本日の弱点の区間ですからうまくすると小畑が逆転、あるいは秒差まで迫ることを期待しています。(11:39)
しかし、4・5区を順調に進めても、続く6・7区で、石見は見劣りし、竹内は今期不調そうなので、この2区間で負けた差そのままが今日の福岡のビハインドになりそう、ですか?(12:15)
2009年11月06日
九州一周駅伝9日目
最終日を前にした福岡にとっての命題を書いたばかりのところを、昨日に続いてまたまた福岡は1区で大ブレーキ、宮崎に2分以上のリードを許しています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
日間勝負でイーブンにできれば上々という最悪のスタートを切っています。
2009年11月03日
九州一周駅伝・前半戦ゴール
10/29 長崎をスタートした九州一周駅伝も、昨日鹿児島にゴールし、日程の半分を終えました。
福岡・宮崎の首位争いは、予想通りといいますか私としてはむしろ予想以上に福岡が健闘しているように思えます。
これは裏返ってみますと、宮崎がエース級でいうと佐藤・河添・堀端はともかく、大野・渡辺・瀬戸口・足立あたりに絶対的な力が見られず、世代交代で伸びてこなければならない土橋・佐々木(悟)・豊後あたりがヤヤ低迷していることに助けられているともいえます。
さて、福岡昨日の主役はなんといっても立石でしょう。
6区で区間賞こそ、区間新で走った大分・治郎丸に譲りはしたものの、宮崎・土橋をちょうど1分後に追いやり、日間首位の座を確保するお膳立てをしました。
それにより、最終区・小畑が区間2位ながら区間新で、今期絶好調とも思える宮崎・堀端の追い上げを30秒の貯金引出しで済ませ、これまた区間新の長崎のエース・阿部を抑え、余裕を持ってゴールすることができました。
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2009年10月29日
九州一周駅伝・スタート
本日スタートの九州一周駅伝、昨日の紹介選手に続き福岡県チームが初出場組とともに朝刊に掲載されました。
西日本新聞2009.10.28
初出場が7人もいて、若さの伸び代に期待がかけられていますが、昨日触れました、旭化成入社2~4年目の成長株と対等に戦うには荷が重く、中本・平野あたりが化けないと福岡の連覇は赤信号じゃないかと思います。
記事中にあるとおり、初日から波に乗らないと、流れは福岡に戻ってこないと思います。
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2009年10月28日
九州一周駅伝
九州一周駅伝もいよいよ明日長崎をスタートしますが、福岡県勢最終メンバーが発表され、レース展望とともに紙上を飾りました。
西日本新聞2009.10.27
仙台育英高校で都大路を制したワンジルがトヨタ自動車九州入りし、絶頂期ともいえた三津谷とともに福岡の絶対的エースとして、24連覇中の宮崎から待ちに待った王座を取り返したのが4年前の2005年のことでした。
以後福岡は連勝を続け、昨年まで4連勝中です。
紙上にも記載のあるとおり、5連覇を目指す今年の布陣は大いに不安も含んでいるようです。
昨年までは、ワンジルの抜けた穴を、トヨタ自動車九州・九電工・安川電機・黒崎播磨・西鉄などでピークを迎えた有力選手で埋め、ブレーキの少ない戦いで勝ち抜いてきました。
今年の福岡を見ますと、区間賞4個(獲得可能上限)を取れそうなエースは皆無であり、うまくいっても3個を得る選手は良くて2人、残りはいずれも勝ったり負けたりで、1・2個獲得する選手の出来不出来で宮崎に傾く天秤をどこまで押さえ、こちらに引き戻せますか。
比べて、今回出場しない福岡の準主戦力・今井と前後して旭化成入りした箱根の精鋭等、優秀な素材が芽吹き始めている宮崎は確実に昨年より力を伸ばしていると思いますので、力の差の逆転は否めないと見ています。
本日・10/28紙上には同記事(下)が掲載されていることでしょうが、どのような予想がなされているのか興味津々です。
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2009年10月17日
九州一周駅伝
またまたやってきました第58回九州一周駅伝、主催の西日本新聞より紙上に発表されています。
西日本新聞2009.10.16
また熱中した記事を書いていると、望月次朗さんから警告が発せられるかもしれません。
http://hohoeminokikoushi.yoka-yoka.jp/e141516.html#comments
http://hohoeminokikoushi.yoka-yoka.jp/e71575.html#comments
九州一周駅伝といえば、大相撲九州場所の季節でもあります。
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2009年10月08日
実業団駅伝の功罪
10/7 に駅伝のことを書き、一昨年このブログにコメントを寄せてくれた“望月次朗”さんのことも紹介しましたら、2008/9/6 の記事 にまたコメントを送ってくれました。
ワンジルのトヨタ自動車九州での処遇をとおして、実業団駅伝偏重に対する警鐘が鳴らされ続けています。
コメント中の「新興はここ3、4年で下降し、九〇〇・西〇・〇川〇〇・黒〇は年数だけでまったく強くなりゃしない」は言うまでもなく、トヨタ自動車九州・九電工・西鉄・安川電機・黒崎播磨という福岡県実業団駅伝の“雄”である企業です。
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2009年10月06日
月末から九州一周駅伝
いよいよ駅伝シーズン間近、29日からはじまる九州一周駅伝・福岡県チームのメンバーが発表されています。
西日本新聞2009.10.5
トヨタ自動車九州を辞めた、福岡の稼ぎ頭・ワンジルがいないのはもちろん、三津谷に今村までも代表に選ばれていません。
今年はずばり、宮崎勝利の予感です。
というのも、この福岡のメンバーでは、層は薄いながらも個々の力が上の若手が成長してきている旭化成ほぼ100%の宮崎に、太刀打ちできないのではないかと思うからです。
昨年本ブログで散々旭化成の落ち目の選手を“昔の名前で出ています”と言い続けてきた言葉が、今年はそっくり福岡の選手に当てはまりそうになっているからです。
去年の福岡、宮崎各選手の出走表で見ても分かるように、昨年の福岡の選手配置はいかにも苦労がなさそうなのに比べ、宮崎は一月後に控える福岡マラソンにも配慮しなければならない、選手起用となっていました。
ところで一昨年・昨年、駅伝・駅伝とあまりにブログで書いたものですから、2年前の記事にとんでもない方からのコメントが来てしまいました。
曰く、「日本人は駅伝に飲みこまれてしまってますね。駅伝に狂い過ぎてるとまずいのでは 」
URL をたどってみますと、ワンジルのインタビュー記事に行き着きました。
ワンジルとの話が、実業団チームの駅伝に対する取り組み方が、必ずしも個々の選手の成長に良い影響ばかり与えていないといった内容でしたので、私のあまりにどっぷりと浸かりきった様子が気になったのか、検索をかけているのに邪魔なブログが上に表示され、ついついコメントを寄せられたのかもしれません。
失礼なことに私はこの“望月次朗”さんとやらを知りませんでしたので、WEB で見てみました。
STRAIGHT TALKによりますと、「滞欧30数年、五輪、ワ―ルドカップを始め、 サッカー、ラグビー、陸上競技のスペシャリスト。グローバルスタンダードの辛口批評」というような有名な方でした。
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西日本新聞2009.10.5
トヨタ自動車九州を辞めた、福岡の稼ぎ頭・ワンジルがいないのはもちろん、三津谷に今村までも代表に選ばれていません。
今年はずばり、宮崎勝利の予感です。
というのも、この福岡のメンバーでは、層は薄いながらも個々の力が上の若手が成長してきている旭化成ほぼ100%の宮崎に、太刀打ちできないのではないかと思うからです。
昨年本ブログで散々旭化成の落ち目の選手を“昔の名前で出ています”と言い続けてきた言葉が、今年はそっくり福岡の選手に当てはまりそうになっているからです。
去年の福岡、宮崎各選手の出走表で見ても分かるように、昨年の福岡の選手配置はいかにも苦労がなさそうなのに比べ、宮崎は一月後に控える福岡マラソンにも配慮しなければならない、選手起用となっていました。
ところで一昨年・昨年、駅伝・駅伝とあまりにブログで書いたものですから、2年前の記事にとんでもない方からのコメントが来てしまいました。
曰く、「日本人は駅伝に飲みこまれてしまってますね。駅伝に狂い過ぎてるとまずいのでは 」
URL をたどってみますと、ワンジルのインタビュー記事に行き着きました。
ワンジルとの話が、実業団チームの駅伝に対する取り組み方が、必ずしも個々の選手の成長に良い影響ばかり与えていないといった内容でしたので、私のあまりにどっぷりと浸かりきった様子が気になったのか、検索をかけているのに邪魔なブログが上に表示され、ついついコメントを寄せられたのかもしれません。
失礼なことに私はこの“望月次朗”さんとやらを知りませんでしたので、WEB で見てみました。
STRAIGHT TALKによりますと、「滞欧30数年、五輪、ワ―ルドカップを始め、 サッカー、ラグビー、陸上競技のスペシャリスト。グローバルスタンダードの辛口批評」というような有名な方でした。
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2009年09月27日
ホークス、勝てません。今日は?
本当のところ私、あまりプロ野球にも地元ホークスにも興味はないんですが、今季優勝の可能性が限りなくゼロに近づいたことは色々なメディアから感じ取っています。
ファンの皆さんが切歯扼腕(せっしやくわん)していることも感じていますが、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルサイトを見てみて、ファンの気持ちを一層“もやもや”させる“素”を発見しました。
ここの、「試合情報」「詳細はこちら」を見ますと、回を追うごとの情報が上に積み重なって表示されるようになっています。
表示
つまり、一般のニュースでもそうであるように、新しい部分(情報)が上にあるわけです。
ここで繰り上がる情報が1行や2行なら読むのに違和感がありませんが、ここにあるように記述が多行にわたる場合、とても読みにくく感じるのは私だけでしょうか。
試合を振り返ってみる場合、このレイアウトだとまず一番下(1回)までスクロールして、1回の攻防を見、下から上にスクロールして2・3回と順に見ていくと思います。
そうして見た場合、例えば2回に来ると今度は表・裏と記事を先程とは逆に上から下にスクロールして見ていくことになります。
下から上に進んで回のはじめを見つけると、そこを基点に今度は上から下へスクロールしてみることになるわけです。
つまり、試合経過を一方向のスクロールでスムーズに読み進めていけないんです。
スポーツナビではこのように見やすくなっています。
オフィシャルサイトのこのもたつきが、チームのもたつきをもたらしているかのように感じられました。
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2009年09月23日
ベースボール vs 野球
日本では大々的に報じられ、英雄視されているイチローの“9年連続200本(以上)ヒット”もアメリカ本国では実は冷たく扱われているといった紹介がありました。
西日本新聞200909016
チマチマとした(とも思える)ヒットより、豪快なホームランを好むお国柄とともに、自国の記録が他国人によって破られることの不快さという点からも分からないではありません。
日本人から見るとイチローは MLB でも最高の外野手ということでしょうが、オールスターの投票では部門3位に入るのがやっとという状況からも日米の差が理解できます。
このように民族意識は日本でも同じで、例えば王の年間ホームラン記録を超えさせたくない意識、積極的な態度にも表れています。
1本及ばなかったバースに始まり、ローズ、カブレラに2年連続してタイにまで持ち込まれ、それ以後の試合、徹底的に勝負を避け、そのことを明言する選手までがいたことからも良く分かります。
英・ロイター通信では、「MILESTONE」(画期的な出来事)と賞賛されていたそうですが、それを使った米・ワシントン・ポストでは、ごくありきたりの表現に替えた記事になっていたとか。
ただ、このあとイチローがヤンキースのリベラから、逆転さよならホーマーを打っています。
これはたった一度のことではありますが、ある意味“9年連続200安打”より以上に米国民にイチローを印象付けたのではないでしょうか。
ところで「MILESTONE(マイルストーン)」は辞書などでは、「一里塚」と書かれていますが、一里塚などといっても分かる人はごく小数でしょう。
もともと「一里塚」とは、江戸幕府が、街道で一里ごとに道の両側に土を盛り、榎などを植えて、距離を示す目印とした塚のことだそうです。
尺貫法のマイル圏にも1マイルごとにこのような目標物(石)があって、それをマイルストーンと呼んだんでしょうか。
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西日本新聞200909016
チマチマとした(とも思える)ヒットより、豪快なホームランを好むお国柄とともに、自国の記録が他国人によって破られることの不快さという点からも分からないではありません。
日本人から見るとイチローは MLB でも最高の外野手ということでしょうが、オールスターの投票では部門3位に入るのがやっとという状況からも日米の差が理解できます。
このように民族意識は日本でも同じで、例えば王の年間ホームラン記録を超えさせたくない意識、積極的な態度にも表れています。
1本及ばなかったバースに始まり、ローズ、カブレラに2年連続してタイにまで持ち込まれ、それ以後の試合、徹底的に勝負を避け、そのことを明言する選手までがいたことからも良く分かります。
英・ロイター通信では、「MILESTONE」(画期的な出来事)と賞賛されていたそうですが、それを使った米・ワシントン・ポストでは、ごくありきたりの表現に替えた記事になっていたとか。
ただ、このあとイチローがヤンキースのリベラから、逆転さよならホーマーを打っています。
これはたった一度のことではありますが、ある意味“9年連続200安打”より以上に米国民にイチローを印象付けたのではないでしょうか。
ところで「MILESTONE(マイルストーン)」は辞書などでは、「一里塚」と書かれていますが、一里塚などといっても分かる人はごく小数でしょう。
もともと「一里塚」とは、江戸幕府が、街道で一里ごとに道の両側に土を盛り、榎などを植えて、距離を示す目印とした塚のことだそうです。
尺貫法のマイル圏にも1マイルごとにこのような目標物(石)があって、それをマイルストーンと呼んだんでしょうか。
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2009年09月08日
メジャー通算2000本安打
イチローがメジャー通算2000本安打を達成し、早速 9/7 夕刊
トップ扱いで報道されました。
NHK・BSでも、 9/7 早朝からその試合は放映され、オンタイムでご覧になった方も多かったんじゃないかと思います。
この記事の見出し中にヤヤ気になる記述が見られました。
「実質最速、・・・」という部分です。
内容を読んでも納得できる“実質”の理由付けがなされていません。
1390試合で達成したシモンズは11年を要していることから発想された“最速”ということでしょうが、それは“9年で達成”の語句に任せておけばよいことで、イチローとシモンズの立場場が逆であったら、年間試合数の少なかったシモンズの11年を、“実質最速”と、注釈したかもしれません。
少しばかりイチローにおもねった身びいき記事に感じました。
(イチローファンだからこその“いさぎよさ”を望む気持ちです)
ともあれ、あと少しに迫っている9年連続200本安打は文句なしの史上初であり、
“実質”などの条件の入り込む余地のない記録達成となるので、その日が待ち遠しさいっぱいというのがファンの心境です。
トップ扱いで報道されました。
NHK・BSでも、 9/7 早朝からその試合は放映され、オンタイムでご覧になった方も多かったんじゃないかと思います。
この記事の見出し中にヤヤ気になる記述が見られました。
「実質最速、・・・」という部分です。
内容を読んでも納得できる“実質”の理由付けがなされていません。
1390試合で達成したシモンズは11年を要していることから発想された“最速”ということでしょうが、それは“9年で達成”の語句に任せておけばよいことで、イチローとシモンズの立場場が逆であったら、年間試合数の少なかったシモンズの11年を、“実質最速”と、注釈したかもしれません。
少しばかりイチローにおもねった身びいき記事に感じました。
(イチローファンだからこその“いさぎよさ”を望む気持ちです)
ともあれ、あと少しに迫っている9年連続200本安打は文句なしの史上初であり、
“実質”などの条件の入り込む余地のない記録達成となるので、その日が待ち遠しさいっぱいというのがファンの心境です。
2009年09月03日
名選手、名解説?
ついこの前の世界陸上も、ボルトが凄いスピードで駆け去ったように、一瞬にして記憶からも消え去ろうとしています。
週刊新潮2009.9.3号に、その女子マラソンの解説をした、増田明美・高橋尚子・土佐礼子の解説者としての資質を比較した記事がありました。
解説者キャリアで考えても当然のことながら、増田の安定感を支持し、高橋のアナウンスのまだまだの拙(つたな)さ、論外の土佐という常識的な論調でした。
特徴的なものとして、
スポーツジャーナリストの谷口源太郎「・・・彼女(増田)は、エピソードを拾い集めていますが、“なぜ、ここで言うの?”という解説なんですよ。要は分析力がないから、エピソードで勝負してしまう。逆に、マラソン選手として格段に実績のある高橋さんの方が、鋭い見方をしていたと思いましたよ」というのもありました。
私も、高橋の話し方にはある意味“痛さ(*1)”というものを感じましたが、一つだけさすがと思った場面がありました。
男子マラソンを定点でリポートしていた高橋が、日本選手の通過を報じる際に、「A選手・○位で×秒、・・・」と5人の順位・タイムすべて分かりやすく比較しやすく並べた点です。
優勝したシドニーから帰途の空港で、驕ることなく監督・コーチ連に飲み物を配っている高橋の姿を見た谷口浩美が、「マラソンに勝つ極意は“気配り”だと悟った」と言っていたのを思い出しました。
それとともに、福岡国際マラソンで箱崎宮鳥居前で決まって通過選手のリポートを入れる、女子局アナの頼りなさを思い出してしまいました。
記事最後の、
松野明美「・・・解説者のレースでは金は増田さん、10秒遅れで銀は高橋さん、土佐さんは入賞も無理でしたね」が、まさに当を得た評で、日頃の松野明美をちょっと見直したしだいでした。
(*1) 例:NHKの女子アナが、フジTV女子アナのノリを真似てしらける雰囲気