微笑みの貴公子・洗顔石鹸

皆さん、上の写真は軍艦に見えますか？


戦艦「土佐」に姿が似ているとして「軍艦島」と呼ばれた、長崎県・端島です。


ここが部分的に一般上陸が可能になって以来半年、観光客の出足は好調で、当初予測の約二倍・年間5万人の突破を見そうな勢いだそうです。


西日本新聞2009.10.24夕


ただし、許される見学ルートは島のごく一部に限られ、記事中には触れられてないまでも、4/24 のような無いものねだりは依然として強いことと思います。


また、記事でも嘆かれているとおり、渡島が余りにもイージーなため？日帰りの観光客が大半で、市・県全体の観光に対する貢献度がいまいちの状況で、今後の工夫が必要らしいですね。





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東京スカイツリーが高さ世界一を取るため、当初の予定よりアンテナ部分を延ばすことになったニュースが再び紙上に載りました。


西日本新聞2009.10.24


この高さ競争については、10/20にも書きましたが、今回の記事では、より鮮明に“高さ競争”批判が識者よりなされています。


これを見ましてまさにわが意を得たりと“納得”しているしだいです。





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遅れも遅れたり、1974年に完成する予定であった、成田空港のＢ滑走路がやっと運用を開始したそうです。


西日本新聞2009.10.22夕


今もって続く住民の反対運動のため、今回建設されたＢ滑走路も、当初の予定地より北側に800メートルずらした形の、2180メートルの暫定滑走路として2002年4月から運用していたもので、これを今回320メートル延長して２５００メートルの滑走路としたのだそうです。


2500メートルの滑走路となると、中型機の離着陸には問題のない長さになるほか、燃料をほぼ消費した状態のボーイング747等の大型機も着陸できるようになるとか。


ところが、大量の燃料を搭載する離陸時の重量は増加するため、まだ滑走路の距離が不足し、ボーイング747の離陸はほぼ不可能ということです。


これでは矢張り、羽田をハブ空港にという考えにもなりそうで、成田にとってはまだまだ悩ましいことが続きそうです。





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地下鉄空港線、七隈線の天神乗り換えについて、天神地下街を約550メートル歩くのを嫌がる市民が多いということで、七隈線を無理やり空港線の天神駅まで延伸した場合の試算をしてみたところ、費用は570億円と出たそうです。


西日本新聞2009.10.20


素人考えでも、天神地下街、更には地下駐車場の下深くの工事が多大な出費を伴いそうなことは想像するに難くはありません。


ただこの延伸では、七隈線が空港線天神駅に直結されても、あくまで天神南駅は残す方向のようですが、そうすると、七隈線のターミナルが550メートルしか離れない場所に並立するわけで、これも運行する側としてはダイヤ作成に悩みが多くなりそうです。


かといって、南天神を廃すとなれば、三越・大丸はじめ南地区の商圏に大影響を与えることになります。


記事中にもあるとおり、七隈線計画の当初から、博多の人間は東京人と違い、乗換えで半キロも歩くことはしたくない人種だということを認識しなかったツケのような気がします。





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東京タワーの電波障害を低減するために建設中の電波塔「東京スカイツリー」、高さが当初計画から変更されました。


西日本新聞2007.10.17


世界一の高さになりそうな中国・広州で建設中の電波塔、米国・シカゴに計画されている超高層ビルより頭を上に出すため、先端のアンテナ部分を20メートル余り延ばすことにしたそうです。


ギネスをはじめ、世界一好きの現象は何も建物の高さばかりではありません、「あんぱんまん」が「キャラクター数」でギネス認定ということも聞きました。


巻き寿司の長さ、流し素麺の長さなどなど、ギャグっぽい可愛いものはともかく、建造物には“機能美”こそ必要で、ガキの背比べまで必要なんでしょうか。





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このブログでも再三取り上げてきました、志免・竪坑櫓が重要文化財に指定されることになったそうです。


本体に手を加えることなく「見守り保存」を続けてきた志免町では、「志免立坑櫓を活かす住民の会」や「志免鉱業所の歴史を学ぶ会」など、保存に積極的な活動をしてきた人々も力を得たことでしょう。


九州では他に、日田市の草野家住宅が今回重文新指定の対象となっています。





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2016年オリンピック招致レースであっさり負けた東京の反省が連日紙上を賑わしていますが、西日本新聞2009.10.4 にも総括の一文があります。


記事の最後尾に“IOCのロゲ会長は「リオは謙虚で聞く耳を持ち学習した」と評価した。”とあるとおり、やはり“キーワード”は“謙虚”でした。


こちらの記事にもありますように、石原慎太郎という、謙虚さのかけらもないステレオタイプ・トップダウン型ワンマンに束ねられた招致委員会の働きかけは、IOC袖の下軍団にはまったく通用しなかったということでしょう。


IOC委員に阿（おもね）る他所の国の態度がいいとは言いませんが、“謙虚”という言葉に置き換えてみますと、断を下すほうだってそちらに傾くのは自然の成り行きです。


それに“一丸となる”点からしても、下馬評の高かったシカゴが真っ先にコケたのでも分かるとおり、日本国民の支持率56％というのではとてもリオの情熱には敵いっこなかったわけです。


東京に決まった場合、当然北京・東京と、ロンドンをはさんでアジアが重複することを嫌う、次を狙うアジア圏の他国の思惑により、アジア票の伸び悩みという結果も招いたようです。


大阪・東京と連敗した日本は、次はまた東京で臨むのか、他の都市をぶつけるのか、はたまた景気低迷のままオリンピックを言い出すのも憚られる状況になっていくのか、政権交代後の行く末は甚だ不透明です（と思います）。





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確か1970年頃福岡空港の増改築工事があって、その際作りそこなったということで実際の空港に使用されなかった、全日空のシンボルマーク“ダビンチのヘリ”を工事関係者からもらっていたことを思い出しました。


納戸から取り出してみました。↑





ダビンチの描いた絵の中で有名なものが上の絵で、このヘリコプターの祖先を全日空はマークに図案化していますが、これを尾翼に描いた復刻機が登場するそうです。


西日本新聞2009.10.1


尾翼といえば、日本で最初に起こったハイジャック事件で、北朝鮮へ行くよう命じられて飛行中の日航機を、韓国が金浦空港を北朝鮮・平壌に偽装し着陸させたことがありました。


朝鮮語･英語ともにほとんど理解できなかった犯人グループは、はじめは韓国の誘導・偽装に気づかなかったようですが、空港に駐機している青いシッポが特徴のノースウエスト機に気付いたことから疑念を抱き、やがて偽装は見破られました。


（現在のノースウエスト航空は、デルタ航空の子会社化され、赤い尾翼となっているようですが、当時はスカイブルーでした。）


ノースウエスト航空というと、ヒッチコックの「North By Northwest（邦題：北北西に進路をとれ）」は、「ノースウエスト機で北へ」の意味だと語られてもいるのに接したことがあります。


ヒッチコックは、気象用語としては『North By Northwest』は間違いで『Northwest By North』が正しいといったそうですが、英語の辞書では「北北西」は「north-northwest」とあります。





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上のショットは、シルバーウイークのUターンラッシュで渋滞する九州自動車道の様子です。


西日本新聞2009.9.23


9/21の本ブログで、キャプションに「右側が下り線」などの記述がないことを書いていたせいではないでしょうが、今回のキャプションには、「上り線（右側）」が入っています。


ただ残念なことにあまりにも車線に対してカメラが縦位置で、望遠？のため車間距離の感覚が摑みづらくなっています。


そのため上下線とも同じように渋滞してるように見えてしまいまい（あるいは実際に下り線も渋滞したのか）、Uターンの混雑という状況の訴えが弱くなってしまいました。


Uターンの渋滞を取り上げているのなら、9/21写真のように逆方向の非渋滞と対比してこその“絵”となると思うんですが。


それに、「この写真では、路線バスなど6台のバスが渋滞に巻き込まれている」とありますが、上り線に4台、下り線に2台の計6台と見え、上下線ともに渋滞しているという表現に思えてしまいます。


この記事のとなりに、高速道路無料化による路線バスの危機が掲載されていましたが、満員であってもある程度時間には正確な新幹線、飛行機に比べ、こんな渋滞を走る定期バスの客離れも当然で、事業者側の路線廃止も正当化されてしまいます。





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０系の引退に続き、新幹線500系「のぞみ」も来春には引退を迎えるそうです。


西日本新聞2009.9.22


500系の先頭車両は15メートルものロングノーズで、車輌の半分以上の屋根が傾斜していることになるそうです。


新聞の前面写真では傾斜したノーズの具合がよく分かりませんが、横から見た上の写真ではその度合いが半端でないことが良くわかります。


製造直後から、対空力処理が実走行速度に対して、オーバークオリティだとの論もあったようですが、居住性その他、すべてに優先させた極限ともいえるそのデザインが、鉄道愛好家の人気の的だったそうです。


500系は1997年3月にデビューし、広島～小倉間が「隣接停車駅間世界最速」としてギネスブックに登録されたということです。


「のぞみ」引退後の500系車輌は新大阪～博多間の「こだま」で運行されるそうですから、博多駅などではまだまだ目にすることができるわけですね。





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安易な計画を問題視され実施前に頓挫した企画と、実施後好評のうちに成果を挙げている（らしい）二つのライトアップ。


長崎県は、国の緊急経済対策費を分捕り、県内主要12橋のライトアップ作戦を考えていたようです。


西日本新聞2009.9.18


上はライトアップされた女神大橋ヴィーナスウイングですが、とてもきれいです。


（何日か前に、新聞の写真製版技術の進歩を称えたばかりですが、夜景に関してはなかなか納得できる色彩にはならないようです）


長崎県では、総額10億円（県負担3億円）をかけて「景観向上における観光客増加」を意図に、県内主要12橋のライトアップを計画していたそうですが、「費用対効果が見込めない」などの批判により事業内容を変更することになったそうです。


同じ“ライトアップ”ではあるものの、橋自体ではなく、橋の道路灯の整備などに充てることになるようです。


「財政モラルが欠如」とのコメントのとおりという気がします。





それに対してこちらは伊藤伝右衛門邸の夜間公開・ライトアップです。


西日本新聞2009.9.18


予算規模からして雲泥の差がありますが、観光客ばかりではなく、地元にとっても親しみのある、可愛いライトアップに思えます。





  

９年連続200安打達成間近のイチローは、連日新聞紙上をにぎわしています。


今日は何本打ったからあと○本、ヒットの出なかった日でも、残り試合数と200に至るカウントダウンが毎日のように報じられています。


ところがメジャー2000本安打達成後、ちょっと一休みしている間に、やりました「児椰（にゃん）太郎」、３日連続登場です。


度重なる“失踪”により取り消されかけていた昇進が、フジTV「とくダネ！」出の全国登場の功によって、予定通り認められ、はれて“警部補”へ昇進したそうです。


－西日本新聞2009.9.0－





  

8/30 の衆院選挙で、投票する父親と一緒に来ていた小学生の女の子に、投票所の事務員が誤って投票用紙を渡し、その子が記入して投票してしまうというミスが発生したそうです。


－西日本新聞2009.8.31－


その子は小学生にしては大柄だったため成人と間違ったということです。


なるほど上の写真の女性のように、小学生といってもおかしくない童顔の人もいるんですから、女性の年齢判別の難しさも良く分かります。


が、人物（員数）確認しないまま投票用紙を渡したことになるわけで、軽率の謗（そし）りは免れません。


それにしてもこの親娘の教育はどうなってるんでしょう。


投票用紙をもらったからといって、11歳にもなっていながら、選挙権がなくて投票できないという自己を認識できてないのが不思議です。


親も親でどうして止めさせなかったのか。


こんなことはやはり、学校の教育というより家庭の躾のほうの問題でしょう、嘆かわしい状況です。





  

きのうまで戦った各党党首


みなさん、きのうは選挙行かれましたか、私は昼過ぎに済ませましたよ。


今（8/31 9:09）はもう議席も確定し、民主党が高らかに勝利宣言をしているんでしょうか。


私は今（8/30 21:00）選挙速報を見ています。


誰か、大橋巨泉？が、「選挙に行かないで選挙速報を見るのは、馬券を買わないで競馬を見るようなものだ」と言ったのを昔聞いた記憶があります。


マニフェストによる選挙という様相の今回選挙ですが、イタリア語から発したマニフェストが、選挙公約の意味で使われる ようになったのは、1834年イギリスのタムワース・マニフェストが起源だそうです。





  

木造３階建ての温泉旅館として有名な、日奈久温泉「金波楼」。
ここを主会場にして、歴史的建築物を生かしたまちづくりをテーマにした交流会やシンポジウムが開かれるそうです。


－西日本新聞2009.8.27－


金波楼がある日奈久温泉には、明治から昭和初期に立てられた木造3階建ての温泉旅館5軒が今も営業を続けているそうです。


このシンポジウムでは、木造3階建て以上の歴史的温泉旅館をまちづくりに生かす取り組みについて、講演会・ディスカッションが催されるとか。


たびたび話に聞く、明治43年創業の「金波楼」、まだ一度も行ったことがありませんが、城郭や五重塔などを除いた一般家屋としての木造3階建ての建物には興味がわきます。


戦後長らく木造建物は、2階建てまでしか建てられなかったものが、'88年の法規改正によって3階建てまで建てられるようになったんだそうです。


それが、例の構造計算書偽造事件により'07年に改正された建築基準法により、確認申請は厳格化の影響をもろに受けることとなりました。


構造計算を伴う木造3階建てはとくに深刻な影響を受け、木造3階建ての実施戸数は激減しているということです。





  

8/24、“東洋のナイアガラ”と呼ばれる、大分・「原尻の滝」滝壺に車が転落し、2人が死亡したそうです。


原尻の滝は私も10年位前一度だけ訪れたことがありますが、滝・川に落ちる危険のありそうな道路は通った記憶もありませんし、そんな道路の存在も気づきませんでしたのでちょっとびっくりしました。


西日本新聞2009.8.24夕の記事によりますと、



滝の上流に川を横切る形で道路が通っており、転落した車はその道路のコンクリートの柵を破り、約3メートル先の滝から約20メートル下の滝壺に転落したという。


とあります。


上の写真から想像すると、車は左側から走ってきて、滝つぼを覗き込む3人の辺りから転落したんでしょうか。


8/25の朝刊には、下の写真入り記事も掲載され、やはり「コンクリートの柵を破って」とありますが、写真ではそれらしきものは確認できません。





下の2枚の写真では、この道路の様子がかなりよく分かりますが、新聞記事にある「コンクリートの柵」らしきものがどこにあるのかはっきりしません。


というより道路の端には何もないように見えます。





道路の高さが低いので、ガードレールに相当する強固な柵を設けなかったんでしょうか。


さらに、景観上からもここにガードレール状の固定物があるのは好ましくないでしょうし、見るからに危険性は少なそうですから、あえて設置しなかったのかもしれません。


いずれにしても、この事故で興ざめの欄干などが設置されることだけは止めて欲しいと思います。


  

スポーツジャンキーではないので、広く詳しくＷＥＢサイトをチェックしているわけではありませんが、深夜のＴＶで好みの種目だけチェックして、あとは、番狂わせなど他のエピソードを捜そうとすると、sportsnavi に限ります。


8/22・13:30現在、男子400メートルリレー予選で、アメリカの失格を報じているサイトを簡単に見つけることができませんでした。


ＴＶ中継のＴＢＳのトップページにもこのニュースは見つかりません。


もし私が見つけられなかっただけだったとしたら、あまりにもごちゃごちゃした、トップページの作りのせいです。


私のような観方をするものにとって、ＴＶ中継のＴＢＳのサイトは動画一辺倒で、前夜のおさらいをするには、RESULT・PICK UP・CLOSE UP などと、デザイン優先の作りの中から、米国失格の記事をどう捜したらいいのか。


ただこのサイト、寺田辰朗コラム中の一説だけはまさに当をえたコメントだと感心しました。


それは次のくだりです。


************************************************
200 mでフライングあったとき、他の6選手はつられてスタートを切ったが、ボルトだけがそれに反応せず、ゆっくりと立ち上がった。
************************************************


実は、ＴＶで一人この場面を見ていた私、朝家族に「何が凄いといって、ボルトの凄さは（世界記録を出したことじゃなく）フライングにつられて他のすべての選手が飛び出したにも拘らず、彼だけはピクリともしなかったこと」と、思わず感動でまだ声が震えそうに話したばかりでした。


素人の私と同じ感想を、専門職もコメントしていることにまた自分で感動しました。





  

またちょっと古い新聞記事の話です。


－西日本新聞2009.7.13夕－


記事の真ん中あたりに、「厚紙に直径5～10ミリの丸い穴を複数開け、文字 を写し出すこともできる。（←赤線部分）」という記述があります。


これって、この 文字 はどこに書かれていて、それがどこに写し出されるのか皆さん分かります？


私ここに書かれていることがサッパリ分からず、大学の理系卒の方にも訊いてみましたが、即座に「分からんねぇ」。


戸惑うのは私だけでないことで少し安心しましたが、こんなこと理解できて当然と感じて担当した、報道センター・野村大輔さんの常識には感心しました。